2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』での対戦が発表された、第3代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)vs.矢地祐介(フリー)のルールが決定した。
INOKI BOM-BA-YE事務局と RIZINサイドで話し合った結果、1R目が木村の土俵である3分間のキックルール(ワンキャッチ・ワンアタックあり)、2R目が矢地の土俵である5分間の MMAルールで合意。試合は計2Rのみで、フルラウンド戦った場合は判定無しのドローとなる。
木村は2016年9月の『RIZIN』で一度だけMMAに挑戦したことがあるが(チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットにKO負け)、MMAルールになれば当然、矢地有利の展開が予想される。とはいえ、2010年大晦日の『Dynamite!!』で同じルールで行われた青木真也vs.長島☆自演乙☆雄一郎のMIXルール試合は、1Rに長島の得意なキックルールを青木がしのぎ、得意のMMAルールになった途端に青木がタックル。長島がそこにヒザを合わせてKOするという大番狂わせが起きたこともあり、“一発”のある木村だけに最後まで緊張感のある試合となりそうだ。