▼BOMフライ級(-51.0kg)3分5R
○竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム/ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ王者)
KO 1R 0分42秒
×ネーウィン・コファイタイラン(タイ)
竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目のIBFムエタイ世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目のラジャダムナンスタジアム王者に。2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得。2021年10月のRIZINでの老沼隆斗戦以降は怪我で戦列から離れていたが、今回約1年ぶりに復帰。
1R、竜哉の右インローに左ミドルを返していくネーウィン。竜哉は蹴り足をキャッチしてコカそうとしたがネーウィンはバランスを保つ。しかし、竜哉がネーウィンの左ローに左ローを返し、続いて右インローでカーフを蹴るとネーウィンは大きくバランスを崩す。そこへ竜哉が右インローの3連打。ネーウィンは立ち上がることが出来ず、竜哉が秒殺KOで復帰戦を飾った。
竜哉は思わず涙し、「僕は1年ぶりの試合になるんですけれど、ずっと怪我してからつらいことが多くて落ち込んだんですけれど、いろいろな方のおかげでまたリングに戻って来ることが出来ました。来年はタイの強いチャンピオンを倒してまたラジャのベルトを巻けるように頑張ります」と声を振り絞った。