闘魂タオルをまとって会見に出席した岩﨑
2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』の記者会見が、9日(金)都内にて行われた。
元Bellator王者ラファエル・ロバトJr(米国)との対戦が発表された、MMA8戦無敗の岩﨑大河(大道塾・パラエストラ東京)が会見に出席。改めて意気込みを語った。
岩﨑は「パラエストラ東京、空道、修斗を代表して出場させていただきます。相手は強敵で自分も恐怖と楽しみが混じって強く感じて来ています。その生きる素晴らしさを感じて頑張っていきます」と挨拶。
参戦の理由は「こんなに強い相手と日本で試合ができるのは自分しかいないと思った」から。
「一言で言えば、めちゃくちゃ強いなと思いました。強くて柔術世界王者なのに打撃ができて。引退しているとはいえこんな強い相手と日本でやれるのはなかなかないチャンスだと思いました」と、このチャンスを逃したくなかったと話した。
また、アントニオ猪木さんが孫のようにかわいがっていたという中谷優我のプロデビュー戦がオープニングファイトで行われることも決定。
中谷は4歳の頃から猪木さんと家族ぐるみでの親密な交流を持ち、5歳の段階で猪木一行に同行し、南の島パラオ共和国にある猪木島(イノキ・アイランド)に向かい、現地で猪木さんから闘魂注入ビンタを食らったこともあるという。
5歳から柔道をはじめ、現在は柔道三段。小学生時代は柔術で全国優勝を果たしたこともある。同時に、9歳からはレスリングも習い始めた。高校を卒業してからは宮田和幸代表のBRAVE GYMに入門。青木真也に可愛がってもらっており、今年11月にシンガポールで開催された『ONE』の大会で、サイード・イザガクマエフと対戦する青木のセコンドにも就いたのだという。明治大学に通っている大学生で19歳。
中谷は「格闘技を始めるきっかけになった猪木さんの追悼大会でデビューさせていただくことを感謝しています。とても楽しみです」と会見で挨拶。
巌流島ルールで戦うことには「通常は壁を背負って戦うのが格闘技だと思うんですけど、(巌流島ルールは)それができないっていう面白さがあって、本当の戦いに近いとは思います」と話している。