キックボクシング
ニュース

【RISE】女子王座決定トーナメント開幕、寺山日葵「目立つためには倒せたら良いな」、後藤まき「とにかくパンチを当てることだけ考える」

2019/07/04 12:07
2019年7月5日(日)東京・後楽園ホール『RISE 133』から開幕するRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント。準決勝(1回戦)で対戦するのはJ-GIRLSミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)とNJKFミネルヴァ・ライトフライ級5位・後藤まき (RIKIX)。  寺山はジュニア時代から数々のアマチュア大会で好成績を重ね、2016年5月のプロデビューから6戦全勝で“無敗の女子高生キックボクサー”として、加えて那須川天心の妹分として話題に。昨年11月には悲願のJ-GIRLS王座を獲得した。今春に高校を卒業し、RISEには昨年7月以来、2度目の参戦。  元KNOCK OUTプロデューサー・小野寺力が代表を務めるRIKIXの紅一点、後藤は6月9日に行われた『絆VII』で佐藤レイナと対戦して判定勝ちを収め、勢いそのままにRISE王座を狙い初参戦となる。 寺山日葵生半可な気持ちじゃ獲れないベルト ――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか? 「(高校を卒業して)毎日ジムに通えるようになったので、今までで一番バッチリに仕上がってます」 ――追い込みはキツいですか? 「キツかったですけど、今まで毎日追い込める環境じゃなかったので疲れもありますけど充実してます」 ――練習環境が変わったのはいつからですか? 「3月の中旬からです。私自身は(効果は)わからないですけど、ずっと課題である体力とか、毎日ジムに行ってるのでちょっと不安だったりする事とかも無くなりましたし、体力と気持ちの面で変わりました」 ――ミニフライ級の王座決定トーナメントが決まった意気込みは? 「RISEの女子のベルトは伝説のベルトなので、そのベルトを獲得できるチャンスをいただいて凄い嬉しく思いました」 ――その伝説と話したRISE QUEENのベルトは過去にRENAや神村エリカが巻いたベルトです。このベルトについてどう思いますか? 「本当に伝説だと思いますし、生半可な気持ちじゃ獲れないベルトです」 ――相手の後藤まき選手の印象は? 「自分がアマチュアの時に前座で出ていた時、プロで出ていた選手で、プロになってからも同じリングに立っていた選手です。ガンガン前に出てくる気持ちの強い選手です」 ――身体が頑丈でタフな相手だと思いますが、どうやって戦いますか? 「自分の持ち味を活かして、対応していけたらなと」 ――理想の勝ち方は? 「女子の試合はオープニングに悠佳がいて、トーナメントの別ブロックもあって、メインの梨々の試合もあるんで、その中でもさらに目立つためには倒せたら良いなと思います」 ――ちなみにトーナメントの別ブロックについてはどう思いますか? 「佐藤レイナ選手はアマチュア時代からずっと何度も戦っていて、今でも仲良くさせていただいて戦友だと思ってます。小林選手は会場で会えば挨拶させていただいてもらって、普段はニコニコ優しいのに試合になるとヒジの連打とか、選手として強いな、ヤバイなって意識していた選手です。その二人が戦うのはイチ女子格ファンとして楽しみですし、選手としてはどっちが勝っても自分がもっとレベルアップしないと、このままじゃダメだと思います」 ――キックもMMAも女子格闘技が盛り上がってきていますね。 「正直、まだ先頭に立つほどの実力も兼ね備えてないですし、RENA選手みたいにビジュアルが良いわけでもないので(笑)。この波に乗って、ゆくゆくはといった感じです。今は自分のスタイルでもっと強くなっていって、先頭に立つというよりは自分のペースで上を目指していければと思います。お客さんには、前回の試合で気持ちの弱さを見せてしまったので、気持ちの部分とか技術的な部分もジムに毎日通うようになったので上がってると思うので見ていただけたらと思います」 ――ありがとうございます。では、最後に意気込みをお願いします。 「オープニングファイトの(村上)悠佳から、1試合目の前口さん、4試合目の結城さん、メインの梨々。私含めてTEPPENから5人出るので、前の3人が勝ちをつないでくれると思うので、私も勝って梨々に勝ちのバトンをつなげられたらと思います」 後藤まき「後藤まきって誰だよ」と思っている方に認識してもらいたい ――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか? 「6月9日に試合をしているので、その時の気持ちが切れないままに集中できているのでとてもいい状態です」 ――約1か月間隔での連戦となりますが、疲れや怪我は問題なさそうですか? 「そうですね、疲れも怪我もないので問題ありません」 ――RISE初参戦にしてトーナメント参戦が決まった時はどんな気持ちになりましたか? 「本当にびっくりして…小野寺会長に言われたとき冗談で言ってるのかなって思うくらいびっくりしました」 ――RISEの印象は? 「実力がある人が出ているっていう印象ですね」 ――RISE QUEEENは過去にRENA、神村エリカが巻いたベルトです。このベルトについてどう思いますか? 「その二人が巻いたというだけですごく価値のあるベルトだと思っていて、力のない人は獲れないベルトなんだなと思ってます」 ――今回の対戦相手、寺山日葵選手の印象は? 「とにかく上手だなと思います。パンチも蹴りも綺麗だし、戦い方もすごく上手だなと思っています」 ――相手にどうやって勝ちたいですか? 「やってみないとどういう展開になるかわからないですけど、気持ちで引かないようにとにかくパンチを当てることだけ考えています」 ――寺山戦に向けて、小野寺会長や石井宏樹さんからアドバイスとかはありますか? 「相手がどうだからというよりは、とにかく自分の戦いができるようにと言われています」 ――今、女子格闘技が盛り上がってきています。自分が盛り上げたいと思いますか? 「自分が盛り上げたいと言えるほどの実力がまだないので、それを今回証明出来たらいいなと思います」 ――トーナメントを制してベルトを獲ったらその先の目標はありますか? 「今はベルトを獲ることに集中したいです」 ――最後に意気込みをお願いします。 「『後藤まきって誰だよ』って思ってる方が圧倒的に多いと思うので、その中で確実に覚えてもらえるためには勝つことが一番だと思うので、勝って『後藤まき』を認識してもらえるようにしたいです」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント