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【K-1】王者4人が外国勢を迎え撃つ、軍司泰斗「KOで勝ってスターになりたい」、カリミアンと対戦のブディオは「新たなヴァンダレイ・シウバを見せたい」

2022/12/02 19:12
【K-1】王者4人が外国勢を迎え撃つ、軍司泰斗「KOで勝ってスターになりたい」、カリミアンと対戦のブディオは「新たなヴァンダレイ・シウバを見せたい」

K-1王者vs.海外勢のトリを飾るのは軍司(左)vs.ジュングァン(C)K-1

 2022年12月3日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量&記者会見が、2日(金)大阪市内にて13:00より行われた。


 第21試合スーパーファイトのフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者)は57.45kg、ワン・ジュングァン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/元ENFUSION -57kg級世界王者)は57.25kgで計量パス。

 続いての会見で軍司は「去年大阪で王者になって、今年いい調子に来てるのでこの試合KOで勝ってスターになりたいと思っています」と、ゲンのいい大阪で武尊もKOを逃したワンにKOで勝ちたいとし、ジュングァンは「明日の試合のために練習してきました。軍司選手に勝利します。エキサイティングな試合をお見せしたい」と意気込みを語った。

 現K-1王者との対戦を迎えるジュングァンだが「それほどプレッシャーは感じていない。リラックスしている。私の目的は軍司選手に勝ってタイトル挑戦権を得ることです」と、今回のノンタイトル戦で勝利し、次はタイトルマッチでの再戦を目論む。

 それを受けて軍司は「K-1王者が(4人)いる中でセミファイナルの順番になったことは周りから期待されていると思うので、タフな選手ですが倒すだけです」と、その期待に応えたいとした。


 第20試合スーパーファイトのヘビー級3分3R延長1Rで対戦する、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/K-1 WORLD GPクルーザー級王者)は99.45kg、カルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアンタイ/KTK WORLDヘビー級王者)は97.5kgで計量パス。

 カリミアンは「明日はしっかり勝つ。応援よろしくお願いします。押忍」と日本語で挨拶。ブディオは「ブラジルから来て勝ちに行きます。王者になります」と、ノンタイトルマッチながらK-1王者に勝利すると宣言。


 ブディオは「現王者と戦えて光栄です」としながらも「ただ今回は、新しいヴァンダレイ・シウバを見せたいと思います」と自分は新たなヴァンダレイ・シウバになると活躍を誓う。

 対するカリミアンは「事前に対戦相手はパワーがあるとかアグレッシブだと聞いているが、明日のリングではどう頭を使って勝つかを彼に教えたい。明日は盛り上がる試合をします」と余裕の表情で答えた。


 第19試合スーパーファイトの女子フライ級3分3R延長1Rで対戦する、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者)は51.95kg、オロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM/元Enfusion女子ストロー級王者)は51.65kgで計量パス。

 半年ぶりの試合となるKANAは「コンディションはいいです。明日が本番なのでここから身体と心をさらに整えて試合に備えていきたいと思います。相手も雰囲気あって調子が良さそうなので、K-1王者としてEnfusion王者を倒しに行きたいです」との意気込み。対するサントスは「今の気持ちは全く普段通りです。落ち着いています。K-1に初出場が出来て嬉しく思う。心も身体も万全に整えています。1年間試合のために練習してきました」と、こちらも万全の準備が出来ているとした。


 171cmの長身を誇るサントス(KANAは160cm)は「身体も心も頭も、全身を使ってKANAと対戦する。何もかも準備してこの場へやって来ました」と全てを使って勝ちに行くと言い、迎え撃つKANAは「K-1王者としてKOでしっかり倒すのが一番のテーマ。総合力、蹴りもパンチも出来るサントスなので、しっかり自分の出来ることを出し切れば問題なく倒せる選手だと思うので、自分にも挑戦して明日に挑みます」とKO決着をテーマに掲げていた。


 第18試合スーパーファイトの-56kg契約3分3R延長1Rで対戦する、金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)は55.95kg、キリルアン・チョー.ハーパヤック(タイ/Chor.Hapayak GYM)は1度目の計量で56.1kgだったが、すぐの再計量は56.0kgで無事パス。

 金子は「初めての大阪での試合で、大阪のファンにいい試合だと思われる試合をしたいし、初めてのタイ人なのでそこもしっかりクリアしていきたい」とし、キリルアンは「参戦できて嬉しい。明日はベストを尽くしたい」とそれぞれコメント。

 キリルアンは「55kgのK-1王者と対戦出来て光栄に思う。初参戦だが勝ちをもぎ取って勝利をタイへ持ち帰る」と勝利宣言。金子は「見た人の印象に残るKOをしたいし、大阪のファンに認めてもらえるいい勝ち方が出来ればと思っています」とインパクトのあるKO勝ちを大阪のファンに見せたいと語った。

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