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2022年11月23日(水・祝)、東京・竹芝のニューピアホールにて『DEEP TOKYO IMPACT 2022 6th ROUND』が開催された。
DEEP TOKYO IMPACT 2022 6th ROUND 速報
2022年11月23日(水・祝)竹芝 ニューピアホール
開場/17:00 開始/17:30
▼DEEP バンタム級 5分2R
〇力也(KING OF LIBLTY)61.55kg
[1R 2分39秒 アームバー]
×海飛(和術慧舟會 HEARTS)61.65kg
海飛
「前回はつまらない試合をしてしまったので、今回は派手な試合をしてブッ飛ばします」
力也
「頑張ります」
力也は、2014年のレスリング世界大学選手権グレコローマン59kg級5位、2013年全日本学生選手権同60kg級優勝など、レスリングベース。2019年にPANCRASEでプロデビュー後、2020年からDEEPに参戦。2021年は1勝3敗で、伊澤カズトにTKO勝ちも関原翔、日比野“エビ中”純也、島袋力に敗れた。
しかし、2022年は2連勝中。5月にKENTAを左ハイから右フックで1R KO。9月大会では三好マヒロを1Rにデミトリアス・ジョンソンばりの抱え上げて落としてすぐに極める腕十字で一本勝ちを決めている。
海飛は、極真会館山口支部出身。2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験。現在は、和術慧舟會HEARTS所属で、2020年12月のPANCRASEアマチュア全日本オープントーナメントライト級優勝。さらに2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級でも優勝し、7試合連続KO勝ち。
プロデビューの2021年を2勝2敗の五分でスタートすると、2022年3月に牧野滉風を2R TKO。同年4月のPOUND STORMでは鈴木崇矢も2R TKOに下し、2連勝。しかし、7月の前戦ではムエタイ巧者の雅駿介に打撃を混ぜた組み技で競り負け、判定負け。レスリングと空手、異なる競技をベースにMMAでの実力を高めている両者による、バンタム級の注目カードだ。
1R、海飛の跳びヒザ蹴りに、力也はダブルレッグで金網に詰めて首投げ狙いも2度すかした海飛がスタンドバックから投げてバックに。
リアネイキドチョークを狙うが、脇潜る力也は立ち上がり、背負って投げてバックに。正対して左を当てる海飛。
右ミドルを当て、右ストレート、左フックで前に出るが、力也は払い腰でテイクダウン奪い、サイドから袈裟固め、両足で挟んでストレートアームバーでタップを奪った。
3連勝を決めた力也は「フィニッシュ率100%の力也です。まず試合組んでくれて、やってくれるDEEP関係者、佐伯(繁代表)さんありがとうございます。仲間、家族、スポンサーさん、ありがとうございます。DEEPを代表して、もうひとつ上のステージに行きます。みんなついてきてください」と語った。海飛は2連敗となった。