2022年12月31日の『RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)にて「RIZIN vs. Bellator 5対5 全面対抗戦」に臨むRIZINの2人の王者が、それぞれの大一番に向けて本格的なキャンプに入った。
RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)は、既報通り、仮想AJ・マッキー(米国)として、ジョニー・ケースを日本に招聘。レスリングとボクシングに長けたケースとのファイトキャンプで、前Bellatorフェザー級王者でライト級転向2戦目のマッキーに勝利すべく、トレーニングを重ねている。
サトシは、ボンサイ柔術のマット上での写真とともに「リング上で私の最大の挑戦の相手が、私の人生におけるもう一つの素晴らしい戦いで私を助けてくれるとは、誰が想像しただろう……ありがとう、私の兄弟」と、ケースとの練習が力になっていることを語る。
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一方、2022年10月23日に牛久絢太郎を2R、三角絞めに極めてRIZINフェザー級王座に就いたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)は、大晦日のBellator世界フェザー級王者・パトリシオ・ピットブル(ブラジル)との戦いに向け、休む間もなく11月9日に再びタイ入り。
「自分のこれまでのMMAストーリーのなかで一番大事な試合。自分にもチャンスがある」と、いったん日本での雑務から離れ、時差が少ないタイで、これまでのタイガームエタイに加え、かつてRebel FCフェザー級タイトルマッチを戦ったジョージ・ヒックマン率いるバンタオ・ムエタイ&MMAなどで、パトリシオのスタイルに近い選手に「お金を払ってスパーリングを手伝ってもらい、自分の練習に100%集中する」環境に入っている。
人生の大一番に向け、牛久戦前と同様に単身、再びタイ入りしたクレベルは、「人生に目的があるとき、犠牲は理にかなっています」と投稿。さらに、本誌の取材に、「今回戦うのは私とサトシだけじゃない。ボンサイチームだけじゃなく、RIZINのチームで、日本代表として日本の力を示したい。だから皆さん力を貸してください」と語っている。
ともにかつての戦友が、あらたな相手との戦いに手助けをするのは、彼らがいかにどんな相手と戦ってきたのかの証だろう。両王者はどんな思いを背負って北米の強豪と戦うのか。ロングインタビューは『ゴング格闘技』NO.323(11月22日)に掲載されている。