【KNOCK OUT】プロ初黒星を喫した鈴木宙樹の再起戦相手は、ウィラサクレック会長が送り込む刺客に決定

　2022年12月11日（日）東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』への出場が発表されていた、元REBELS-BLACK -60kg級王者・鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺）の対戦相手が決定した。 　鈴木は右ストレートに必殺の威力を秘めたホープとして、2019年6月に11戦無敗のままREBELS-BLACK 60kg級王座に就いた。8月には元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・琢磨も初回TKOに破り、2020年2月にはピラオ・サンタナに判定勝ちして初防衛に成功。弟の鈴木千裕と共に“倒し屋兄弟”として注目を集めるも、13勝(8KO）無敗の戦績を残してボクシングに転向。2021年12月にプロデビュー戦を行って初回KO勝ちを収めたが、10月にキックボクシングに復帰。西岡蓮太に判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。 　再起戦の相手はモンダム・ウィラサクレック(タイ)に決定。モンダムはムエタイの名伯楽ウィラサクレック・ウォンパサー会長がKNOCK OUTに送り込むムエタイファイター。今年5月の来日第一戦(HEAT名古屋大会)では安川侑己(志村道場)を相手に優勢に試合を進めながら、最終3R終了間際に逆転KO負け。続く7月(KODO大分大会)では本領を発揮して、提島知久(米子ジム)から2RKO勝利を飾っている。今回はヒジが禁止となるBLACKルールでの戦いとなるが、ウィラサクレック会長は「この相手となら蹴りとヒザだけで十分」と自信満々だという。モンダムはオーソドックスで身長166cm、戦績は48勝（7KO）16敗5分の25歳（試合時は26歳）。 　この試合はBLACKルール-63.0kg契約3分3R延長1R」で行われる。