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2022年11月6日(日)愛知・ドルフィンズアリーナにてケージで開催される『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』の前日計量が5日(土)名古屋市内で行われた。
第4試合のフェザー級(66.0kg)5分3Rで対戦する、青井人(BLOWS)が65.55kg、鈴木博昭(BELLWOOD GYM)が65.90kgでともに計量をパスした。
修斗、DEEPで活躍中の青井は、MMA9勝5敗1分。三角絞めや足関節、スクランブルも得意とする組みの部分に加え、近年では神田コウヤをダウンさせた中央を打ち抜く、思い切りのいい右ストレートも大きな武器となっている。
立ち技でシュートボクシング、ONE Championshpと実績を残してきた鈴木と対戦する青井は前々日の個別インタビューで「最後に相手を仕留め切る」と語った。
(鈴木は)MMAに関してはまだ戦績は浅い、打撃に気をつけてMMAで勝負したい
──鈴木博昭選手との試合を2日後に控えた心境をお聞かせください。
「調子もいいんで早く戦いたいですね」
──2021年6月の白川陸斗戦以来のRIZIN参戦になります。
「呼んでもらえてありがたいと思いますね」
──今回、新たに強化してきたことは?
「特にこれと言ってというのはなくて、いつも通り全体的に強くなるように練習はしてきました。ほぼほぼジムのBLOWSでずっと練習して、たまに知り合いの格闘家の福田龍彌選手、中本龍平選手と練習したりしました」
──対戦相手の鈴木選手の印象は?
「やっぱり打撃がめちゃくちゃ強いと思うので、打撃が強い印象ですね。MMAに関してはまだ戦績は浅いと思うので、打撃に気をつけて、MMAで勝負しようという感じです」
──今回の試合のテーマは?
「しっかり3ラウンド通して勝って、最後に相手を仕留め切る、とはずっと思っていますね」
──仕留めるための展開のイメージは?
「その場その場の流れで判断をするので。そうですね、特にフィニッシュまではいろんなイメージをしているので、決まっているという動きはないですね」
──前回のRIZINではフェザー級のタイトルマッチが行われ、クレベル・コイケ選手が新王者になりました。ご自身のフェザー級での立ち位置をどうとらえてますか。
「立ち位置とかはとくに何も思ってないし、どの選手も“いずれ当たるかもしれないな”という感じで、一応試合とかは見たりはしていますね」
──上位陣に挑戦したい思いは?
「DEEPとかも出ているので、誰がっていうのはないのですけど、とりあえず試合して勝つこと。勝っていればおのずと挑戦できると思うので、とりあえず目の前の試合にしか集中していないですね」
──白川戦後は、2022年2月のDEEPで2R TKO勝ちで再起も、5月に神田コウヤ選手と戦い、優勢に進めながらも、3RにパウンドによるTKO負けとなりました。何が起きたか見え辛い相手の動きでしたが、ヒジを効かされたのでしょうか?
「やっぱり最後、自分でも何をもらって倒れたか分かってない状態で、あとで確認したらヒジでした。ツメの甘さ、相手に効かしてというところでツメが甘いのが反省点で、3ラウンド通して反省したところは直すように練習してきました」
──鈴木選手は打撃が抜きんでて強い選手ですが、青井選手にはかねてからの「寝技」もあります。MMAのなかで対鈴木戦で寝技はキーになるでしょうか。
「鈴木選手も柔術でずっとやってるみたいなので、寝技はできると思うので、そこに関しては流れ次第、状況や相手をみてそういう展開になるかもしれないですね」