今後のBreakingDownについて語ったプロデューサーの朝倉未来
2022年11月3日(木)に開催された『BreakingDown6』の大会後、プロデューサーの朝倉未来が囲み取材に応じた。
今大会のメイン企画として行われた「THE OUTSIDER vs.BreakingDown 6vs.6対抗戦」はBreakingDownチームの4勝2敗という結果になり、「アウトサイダーが全勝するかなと思っていたんですよね。だからちょっとなんか…悲しい気持ちもあったりして。アウトサイダー時代に、自分よりも先に輝いていた人たちだから。でもBreakingDownとしては嬉しいみたいな複雑な感じでしたね」と複雑な感情になったという。
メインで飯田将成(BreakingDown)をKOした啓之輔(THE OUTSIDER)から、YA-MAN・朝倉未来と戦いたいとのアピールがあったことに関しては「でもそれ見たいですかね? と思いますけれどね。その辺の選手と一緒にしないで欲しいなと思いますね。あと頭が痛いので。頭痛が治ったらお願いします(笑)。YA-MANは多分厳しいんじゃないですかね。いろいろな団体の考え方もあるし、昨日ああいうことが起きちゃったりしているので、そう簡単に出てこれるとは思えないですね」と、両方とも実現の可能性は薄いとした。
第26試合ではBreakingDown代表のYUGOとケンカバトルロワイアル代表のバン仲村の代表対決が行われ、2Rにバン仲村がKO勝ち。前日の記者会見で「YUGOさんが負けたら自分が出ていく」と言っていた朝倉だが「あれは冗談ですね」と笑い、「でも僕も来年は出たいと思います。絶対にBreakingDownには出ます。相応の相手を用意して本当に勝負論のある人とやりたいと思っています」と、再び来年は自身も出場すると宣言。「僕が出場する時は5000人くらいの規模でやりたいなと思います」と、その時はこれまでで最大の会場で開催したいとする。
今大会が盛り上がった理由のひとつである対抗戦。今後はどういうことを考えているのかと聞かれると「それこそ僕、韓国で同じことをやってもバズるんじゃないかなと思って。先月韓国に行ったんですけれど、ソウルの道を夜の道を歩いていたらあっちで知名度無いから若者に凄いガンつけられて。けっこうヤンキーいるなって(笑)。オーディションやってその流れからというのは同じくあっちでもバズるかもしれない。韓国って兵役にみんな行ってるじゃないですか。だからみんな鍛えているし。あっちでバスった時には日本と対抗戦とか面白いし。いきなり韓国から何人か連れて来てもストーリー性がないから、1回あっちでつくってもらってっていうのが面白いのかなと思います」と、韓国版BreakingDownを開催して、勝ち上がってきた選手が日本チームと対戦する日韓対抗戦を考えていると明かした。