2022年10月28日(金)タイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムにて開催される『KAT PRESENTD LEGEND OF RAJADAMNERN』で、ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)vs.佐藤嘉洋(JKF新瑞橋)のエキシビションマッチが行われる。
ブアカーオは8月19日に同じ『KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN』にて、三浦孝太(BRAVE GYM)とエキシビションマッチを行って話題となったが、今回はその第二弾となる。
ブアカーオと佐藤は過去4度対戦し、2006年6月の初対決はブアカーオのKO勝ち、2008年2月の2度目の対戦では延長戦の末に判定2-1でブアカーオが勝利、2008年7月の3度目の対戦では佐藤が右ストレートでKO勝ちを奪い、4度目は2013年10月のMAX MUAYTHAI日本大会にてムエタイルールで対戦してブアカーオが判定勝ち。1勝3敗となっている。ブアカーオから勝利を奪った日本人選手は魔裟斗と佐藤の2人のみで、KO勝ちしたのは佐藤ただ一人。
この対決を前に26日にプレスカンファレンス、27日には前日計量が行われ、両者が公開練習を行った。両者がそれぞれミット打ちを行ったのだが、ブアカーオのミットを受けたのはなんと前回エキシビションマッチを行った三浦。現在、宮田和幸Brave GYM代表とタイを訪れ、ブアカーオのジムでムエタイ特訓を行っている関係からか、イベントの盛り上げに一役買ったようだ。ミット打ちの最後にはブアカーオが三浦の急所にパンチをお見舞いする、タイの三浦の女性ファンが悲鳴を上げそうなシーンも。
(写真)三浦は佐藤のミットも受けた この公開練習では佐藤とブアカーオが乱闘寸前になる演出などもあって大いに盛り上がったようだが、ブアカーオは自身のSNSに「佐藤兄さん、私はこのイベントに遊びに来たんじゃないって言ったよね?」「明日、忘れられない過去の写真(KO負けしたこと)を削除する準備が出来ています」と投稿し、佐藤も「現役を引退して7年、最終試合の3日後には練習再開するほど自分はキックボクシングが好きで、健康に気づかいながら、長期間、短時間の鍛錬を積んできた成果を今こそ見せるときでラッキー。最強にムエタイで挑む。恐怖を乗り越え、楽しむ。死なない程度に全力を尽くす」と、本気で挑むことを予告している。