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【RIZIN】バンタム級代表はキム・スーチョル「試合に勝って必ずSwitchを買ってもらいたい」、元Bellator世界王者アーチュレッタ「みんなを楽しませる、驚かせる、感動するようなパフォーマンスをしたい」

2022/10/26 20:10
 2022年12月31日の『RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)にて「RIZIN vs. Bellator 5対5 全面対抗戦」が決定。10月26日(水)18時から都内にて会見が行われ、下記4カードが発表された。試合はケージではなく、RIZINのリングで、RIZINルールで行われる。 ◆「RIZIN vs. Bellator 5対5 全面対抗戦」※RIZINルール・リングを使用 ▼ライト級 5分3Rホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)現RIZINライト級王者AJ・マッキー(米国)前Bellator世界フェザー級王者 ▼フェザー級 5分3Rクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)現RIZINフェザー級王者パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)現Bellator世界フェザー級王者 ▼バンタム級 5分3Rキム・スーチョル(韓国)現ROAD FCフェザー級王者フアン・アーチュレッタ(米国)元Bellator世界バンタム級王者 ▼フライ級 5分3R扇久保博正(パラエストラ松戸)RIZINバンタム級JAPAN GP 2021優勝堀口恭司(アメリカントップチーム)現RIZN&元Bellator世界バンタム級王者  両団体の5人目の選手は調整中で「近日中に発表予定」。  RIZINのバンタム級を代表して元Bellator世界バンタム級王者フアン・アーチュレッタ(米国)を迎え撃つのは、9月の『RIZIN.38』で扇久保博正を破ったROAD FCフェザー級王者キム・スーチョル(韓国)に決定。  スーチョルは「今回RIZINの代表として参加できることを光栄に思います。今回代表になれたこと本当に嬉しいです。実は前回日本で試合をした時、妻が試合に勝ったらNintendoのSwitchを買ってあげると言っていたんですが、買ってくれませんでした。だから今回、今回の試合に勝って必ず買ってもらいたいと思います(笑)」と、RIZINとSwitchのために戦う。  対するアーチュレッタは「まずはここにいる2人の代表の方たちに感謝をしたいと思います。日本という素晴らしい土地に今いられることを嬉しく思います。自分は子供の頃から伝統的なマーシャルアーツ=武術に取りつかれて、これは私の遺伝子に入っていると思います。自分は伝統的な格闘技を信条としています。自分は口では戦いません。身体と心で戦います。喋るのではなく体現して自分の生き様を見てもらいたいと思います。自分はここへ来てみんなを楽しませる、驚かせる、感動するようなパフォーマンスをしたいと思います。私のパフォーマンスを気に入ってくれると思います。私は子供の頃からドラゴンボールを観て育ちました。いつか日本であのようなことがしたいなと思っていたら、今ここに来ています。皆さんに楽しい試合を提供します」と、親日家らしいコメントを残した。  キム・スーチョルは、元ONE世界バンタム級王者、元ROAD FCバンタム級王者、現ROAD FCフェザー級王者。2015年大晦日にRIZINに初参戦し、マイケ・リニャーレスに判定勝ち。2017年4月に、強豪キム・ミンウに判定勝ちでROAD FCバンタム級王座獲得。2017年12月に一度、引退を表明するが、2021年9月に復帰。フェザー級でパク・ヘジンと対戦も、約4年5カ月振りの実戦で本調子とならず、1Rにギロチンチョークによる一本負けで王座獲得ならず。2022年5月の再戦で、2Rにハイキックを効かてのパンチ連打で2R KO勝ち。ROAD FCフェザー級王座を獲得した。2022年9月25日には、約6年9カ月振りにRIZINに出場。RIZINバンタム級JAPAN GP王者の扇久保博正をテイクダウン&パウンドで削り判定勝ちを収めている。  対するアーチュレッタは、元Bellatorバンタム級王者。『King of the Cage』で四階級制覇すると、2018年にBellator参戦。2020年9月のバンタム級王座決定戦で、日本の元谷友貴、後に堀口恭司も下すパトリック・ミックスに判定勝ちで王座を獲得した。2021年9月にセルジオ・ペティスに判定負けで王座陥落し、2022年に開幕したバンタム級トーナメント1回戦でもラフェオン・ストッツに3R KO負けと連敗したが、10月に元UFCのエンリケ・バルソラに判定勝ちし再起を遂げている。  アーチュレッタはレスリングをベースに、その組みの圧力を活かした鋭い打撃も併せ持つ。前進のみならず巧みなスイッチ、ステップでのアウトボクシングも可能で、テイクダウンとの融合で相手をドミネートする。  一方のスーチョルも左右スイッチが可能で、右のオーバーハンドに強いテイクダウンディフェンスを持ち、がぶりからのギロチンチョーク、さらに壁レスリングでもダーティーボクシングとテイクダウウン&パウンドを混ぜたMMAを武器とする。両者の攻防は全局面で注目だ。
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