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【RIZIN】朝倉未来が大晦日出場回避「大晦日は出ません。頭がまだ痛いのと、準備期間が短すぎる」「無理矢理やらせようとするファンも悪い。俺は万全で自分のやりたい時にやらせてもらう」

2022/10/25 11:10
【RIZIN】朝倉未来が大晦日出場回避「大晦日は出ません。頭がまだ痛いのと、準備期間が短すぎる」「無理矢理やらせようとするファンも悪い。俺は万全で自分のやりたい時にやらせてもらう」

(C)RIZIN FF

 2022年12月31日(土)に、さいたまスーパーアリーナで『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』の開催が決定。同大会で「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」が行われることが24日、RIZIN、Bellatorの両団体から全世界向けに発表された。

 格闘技界が沸き立つ対抗戦の発表のなか、朝倉未来(トライフォース赤坂)が、大晦日出場回避をSNSで発表した。

「先に言っておきますが、大晦日は出ません。頭がまだ痛いのと、準備期間が短すぎるので大事をとって。来年に備えます」「無理矢理やらせようとする団体もファンも悪い。俺は万全で自分のやりたい時にやらせてもらう」「ちょっと語弊があるから訂正させてもらうけど、無理矢理やらせようとするファンね」

 朝倉は、9月25日のフロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)とのボクシングのエキシビションマッチ前に、MMA仕様に戻すのに2カ月はかかることを示唆。

 さらにメイウェザー戦後は頭痛を訴え、MMAでの対戦相手について、「俺はマジで他のヤツに興味はなくてクレベルにやり返したい。俺は勝てると思ってる、次やったら。やられたらやり返す男だから。それはマジで実現させたい。その次は考えられない」と、2021年6月の東京ドーム大会で敗れたクレベル・コイケへのリベンジしか考えられないと再戦を熱望していた

 10月14日の深夜には、「ふと、夜中に人生を振り返ってたんだけど、格闘技に人生を変えてもらった ありがとう もう少しでお別れでさみしくなる」と近い将来の引退も示唆していた朝倉。今回のツィートで大晦日不参加と、2023年のMMA復帰を宣言したことになる。

 RIZINとの「5対5 大晦日対抗戦」に向け、Bellatorからは、現世界フェザー級王者のパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)、前フェザー級王者で10月のライト級転向初戦でスパイク・カーライルを下したAJ・マッキー(米国)、そして元バンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(米国)、堀口恭司(日本)が出場することが発表されたばかり(Bellator5人目の選手は、近日中に発表予定)。

 2021年の大晦日の斎藤裕戦以降、MMAを行っていない朝倉は、「俺は万全で自分のやりたい時にやらせてもらう」と、残り少ない試合を自分でコントロールしたいとしている。また福岡大会後、榊原信行CEOは大晦日について「未来を軸に回るというわけでもない」とBellatorとの対抗戦が軸になることを語っていた。

 対抗戦のみならず、大晦日出場も回避した朝倉は、身体をオーバーホールして2023年にクレベル・コイケとの再戦を目指すのか。牛久絢太郎を三角絞めに極めたRIZINフェザー級新王者クレベルは「朝倉未来と再戦するのは後退」と試合後に語っているが……。

 朝倉は、2022年11月3日(木・祝)に自身がプロデュースする1分間大会『BreakingDown 6』の開催を控えている。

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