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【RIZIN】宇佐美正パトリック、初参戦でTKO勝ち後の涙の理由。大晦日は矢地、大原とやりたい

2022/10/23 20:10
 2022年10月23日(日)マリンメッセ福岡A館『湘南美容クリニック presents RIZIN.39』の第8試合で、元第修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治(総合格闘技道場BURST)を3R2分33秒、TKOに破った宇佐美正パトリック(フリー)が、試合後インタビューに答えた。  22歳の宇佐美は元ボクシング高校6冠。極真空手の経験も持ち、2021年5月に『格闘DREAMERS』で勝利後、プロ修斗、VTJで3連勝。 2022年4月のPOUNDSTORMで大尊伸光に判定負け後、6月9日の「ROAD TO UFC」でアンシュル・ジュブリ(インド)との対戦が決まっていたが、減量に失敗して欠場。今回が再起戦でRIZIN初参戦だった。 RIZINの舞台は最高です ──試合後の率直な感想は? 「スッキリしてます! はい」 ──右目を怪我している? 「腫れてるだけっすね。試合中に凄い中途半端な距離感で、ずっと。もう行こうにも行けなくて、入ろうと思っても相手がカウンターで入ってくる準備していたので、もうどうしようかなと思った時に、もう相討ちでもいいやと思って、もらいながら打っていましたね」 ──試合後のマイクでは涙を浮かべていた。試合に至るまでのことを思い出してぐっとくるものがあった? 「半年間試合をしていなくて、前回試合した時は負けてこれが復帰戦というかたちになって。その前に体重関係でROAD TO UFCも出られなかったですし、いろんなしんどい時があって。凄い自分と向き合う時間も多かったのですよ、今回。それで、それを乗り越えて、今はもう(ストラッサー)起一さんや、弟のメイソンもそうですし、渡辺会長もそうですし、新たなチームで勝利を掴み取れたというのが凄い自分の中でも嬉しくて。本当に嬉しくて涙が出てきました」 ──試合前のイメージと相手の違うところは? 「リズム感が独特でしたね。向き合って入ろうにも入れない、独特な感じがありました」 ──そこにやりにくさを感じました? 「そうですね、はい」 ──初参戦のRIZINの舞台はどのような印象? 「最高です! はい、それだけです」 ──最高というのは具体的には? 「演出とかも全てそうですが、試合が終わってからもみんなが声をかけてくれるとかもそうですし、一人一人が声をかけてくれることによって自分もモチベーションが上がりますし、頑張ってよかったな、これからもっと頑張らないと、もっとみんなの期待に応えようと思いました」 ──今後の展望や目標は? 「マイクでも言ったのですが、大晦日。今回しっかり佐々木選手を倒したので、ちょっとはアピール出来たと思っています。だから大晦日にもっと強い選手とできたらな、と思っています」 ──試合が決まった時(会見の時)に、矢地選手とやりたいと言っていたが、今日の矢地選手の試合は見た? 「軽く見ました」 ──改めて見てやりたいと思ったか? 「正直、組んでもらえるならやりますし、それ以上の、矢地選手に勝っている大原樹理選手とかともやりたいっすね」 ──序盤は劣勢のようだったが、2R以降は落ち着いたようで、最後に倒せるという自信はあった? 「はい、1R目は寝かされてしまって。正直、以前の自分だったら極められていたと思っています。でも今回本当に苦しい練習しかしていないので。自分のしんどいことや嫌なこと。嫌な、というか、自分から進んでグラウンドの練習をずっとやっていたので。起一さんにマンツーマンでいろいろ指導してもらって。グラウンドの時も、起一さんの声を聞いてすごい落ち着いていたんですけど、まあその際のところでちょっとした動きが出来たので極められなかったので、2R目、3R目につなげられたんじゃないかなって思います」
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