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インタビュー

【UFC】ライト級王座決定戦、11連勝オリヴェイラvs.10連勝中マカチェフは「同じ“寝技”でもやりたいことが全然違う」、バンタム級王者スターリングvs.挑戦者ディラショーは「プレッシャーのかけ合いに」(髙阪剛)

2022/10/19 13:10
 2022年10月22日(土)23時から、アラブ首長国連邦・アブダビのエティハド・アリーナにて『UFC280』が開催される。 ▼UFC世界ライト級王座決定戦 5分5Rシャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)33勝8敗(UFC21勝8敗)※UFC11連勝中イスラム・マカチェフ(ロシア)22勝1敗(UFC11勝1敗)※UFC10連勝中  メインイベントは、シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)vs.イスラム・マカチェフ(ロシア)の「UFC世界ライト級王座決定戦」(5分5R)。空位の王座を争う。  UFC11連勝中のオリヴェイラと、UFC10連勝中のマカチェフは初対戦。  前王者で1位のオリヴェイラ(33歳)は、シュートボクセのディエゴ・リマ&ジョルジ・パチーユ・マカコチーム出身。2008年3月にプロMMAデビュー後、驚異の12連勝でUFC入り。  オクタゴン初期は黒星も喫したが、2017年12月にポール・フェルダーに2R TKO負け以降、4年10カ月間、敗れておらず、2020年12月のトニー・ファーガソン戦の判定勝ち以外は、すべてフィニッシュ勝利している。  2021年5月「UFC 262」での「UFC世界ライト級王座決定戦」で元Bellator同級王者のマイケル・チャンドラーをパウンドによるTKOで王座獲得。2021年12月「UFC 269」で1位のダスティン・ポイエーの挑戦を3R リアネイキドチョークに極めて退け、2022年5月の「UFC 274」で、1位のジャスティン・ゲイジーと対戦。  まさかの0.5ポンド体重超過で王座剥奪のなか、先にゲイジーに右アッパーでダウンを奪われるも、右ストレートでダウンを奪い返しリアネイキドチョークで1R一本勝ち。今回の王座決定戦を決めた。MMA33勝(9KO・TKO/21SUB)8敗1NC。ゲイジー戦前後に視力の矯正手術を行い、裸眼の視力が大幅にアップした。  対する4位のマカチェフ(31歳)は、ダゲスタン共和国マハチカラ出身で、ハビブ・ヌルマゴメドフと同じくアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)でもトレーニングする。  サンボ、ダゲスタンレスリングをベースに、2010年にプロMMAデビュー。2016年にコンバットサンボ世界選手権(74kg未満級)でも金メダルを獲得している。  こちらも驚異の11連勝でUFC入り。オクタゴンデビューイヤーの2015年10月にアドリアーノ・マルチンスに1R TKO負けで、キャリア13戦目にして初黒星を喫した以外は、MMA22勝1敗(4KO・TKO/10SUB)で、10連勝中。  ランカー相手には、2021年7月にライト級14位のティアゴ・モイゼスにリアネイキドチョークで4R 一本勝ち後、2021年10月の「UFC 267」で6位のダン・フッカーに1R キムラロックで一本勝ち。  2022年2月の前戦では、当時3位のベニール・ダリウシュと対戦予定だったが、ダリウシュが怪我で欠場したため代役のボビー・グリーンと対戦。パウンドで1RTKO勝ちを決めている。 ▼ライト級 5分3Rベニール・ダリウシュ(米国)21勝4敗(UFC15勝4敗)※UFC7連勝中マテウス・ガムロ(ポーランド)21勝1敗(UFC4勝1敗)※UFC4連勝中  同大会では、同じライト級で現6位のダリウシュ(UFC7連勝中)と、9位のマテウス・ガムロ(UFC4連勝中)の対戦も組まれており、2位ポイエー、3位ゲイジー、5位チャンドラー、7位ハファエル・フィジエフ、8位ハファエル・ドス・アンジョスというランキングのなか、次期挑戦者争いの試合となる。 ▼UFC世界バンタム級世界選手権試合 5分5Rアルジャメイン・スターリング(ジャマイカ)21勝3敗(UFC13勝3敗)※UFC7連勝中TJ・ディラショー(米国)17勝4敗(UFC13勝4敗) また、コ・メインでは、「UFC世界バンタム級世界選手権試合」(5分5R)で、王者アルジャメイン・スターリング(ジャマイカ)に、TJ・ディラショー(米国)が挑戦。 ▼バンタム級 5分3Rピョートル・ヤン(ロシア)16勝3敗(UFC8勝2敗)ショーン・オマリー(米国)15勝1敗(UFC7勝1敗)  さらに同じバンタム級(5分3R)で、前王者ピョートル・ヤン(ロシア)とショーン・オマリー(米国)の一戦も組まれており、こちらも注目のメインカードだ。  今回は、タイトルマッチ2試合の見どころを、WOWOW『UFC-究極格闘技-』解説者としても知られる“世界のTK”髙阪剛に語ってもらった。 [nextpage] 寝技の強さが近距離の打撃戦を可能とするオリヴェイラと、組むための打撃と寝かせてパウンド&極めのマカチェフ ――『UFC280』アブダビ大会はすごいカードが揃いましたね! 「えらいこっちゃですね(笑)。メインイベント級のカードがズラリと並んでいるというね」 ――その中でメインイベントはシャーウス・オリヴェイラvs.イスラム・マカチェフのライト級王座決定戦、まさに“頂上対決”と呼ぶにふさわしい一戦が実現します。 「オリヴェイラが11連勝中、マカチェフが10連勝中。どちらも負ける姿が想像できないですよね。そこをあえて全体的な試合の作りとかテクニック的なところで較べてみると、打撃に関してはオリヴェイラのほうがテクニック的にも豊富だし、首相撲からのヒザ蹴りや至近距離のヒジなどMMAで有効な打撃も含めて、正直、上かなと思うんですよ」 ――オリヴェイラは、元Bellator王者のマイケル・チャンドラーもKOしていますし、試合を重ねるごとに打撃が向上していますよね。 「その打撃が伸びてきているのにはひとつ理由があると思っていて。もともとオリヴェイラは寝技が得意で、寝技の展開が好きであるがゆえに、前半からガンガン極めにいって後半バテるというシーンが数年前まではあったんですよね。その反省もあって、近年は全体的な試合作りとして、打撃にシフトしていったんじゃないかと思うんですよ」 ――トップ柔術家が打撃をひとつの軸にしていくようになった、と。 「それによって、打撃にプラスして組んでからの寝技という必勝パターンができあがっていった。たとえば、打撃でプレッシャーをかけて、相手が嫌がって頭を下げたところにフロントチョークだったりとか。あとは組んできてくれたら、そのままバックを取って後ろからチョークで絞めるとか、打撃を軸にしつつ、最終的に極めて勝つという形ですね。ただ、その前段階である打撃がかなり向上しているので、打撃だけでもKOを奪えるくらいの実力を備えたのが、今の状態だと思います」 ――最強のグラップラーがKOできる打撃を身につけて、まさに鬼に金棒ですね。 「だからオリヴェイラの強さの根底にあるものは、やはり寝技なんですよ。“寝技になれば絶対に勝てる”という自信があるからこそ、打撃も思い切っていける。組まれたり、テイクダウンされても“下から極めればいい”という余裕があるから、近い距離で積極的に打撃戦ができるんだと思います」 ──一方、マカチェフのほうはいかがですか? 「マカチェフもグラップラーですけど、オリヴェイラの柔術系の寝技とは違い、マカチェフは盟友ハビブ・ヌルマゴメドフと同じタイプですよね。組んで寝かせたらパウンドを落として、相手が嫌がって横を向いたらバックを取って首を絞めるとか。どちらかと言うとフィジカル全開で、しかもスタミナは最終ラウンドまでもつというのが、彼らの寝技の特徴ですよね」 ――柔術系のオイヴェイラが“柔”の寝技だとしたら、マカチェフは“剛”の寝技というか。 「そしてマカチェフは、打撃に関しては“仕留めるための打撃”というより、あくまでも“組むための打撃”という位置づけで練習してる、そんな匂いがするんですよ。だから、おそらくマカチェフは打撃のやり合いは望んでいない。なので必然的に寝技のやり合いという形になったら、これはこれですごく見応えがある試合になると思いますね」 ――柔術ベースとサンボベースの異なる寝技のぶつかり合いになりますね。 「これは進化した最新版の異種格闘技戦ですよ。両者ともにMMAにおけるトップのグラップラーでありながら、まったく種類の異なる組み技のルーツを持った者同士がタイトルを賭けて戦うという。これは寝技好きの人間からすると、たまらないマッチアップですね」 ――MMA黎明期からブラジリアン柔術とロシアのサンボは天敵みたいなライバル関係でしたけど、最新の頂上対決というか。 「そこがすごく興味深いですね。同じ“寝技”でも両者はやりたいことが全然違うんですよ。オリヴェイラはどちらかというとスクランブルを駆使するタイプ。足関節を取るわ、首を取るわ、腕を取るわと、狙うところをバンバン変えて、対処しきれなくなった相手を極める感じですよね。逆にマカチェフのほうはそれをやらせず、“潰して潰して”制圧する寝技なので」 ――自ら動いて翻弄するオリヴェイラと、動きを封じて制圧するマカチェフ。まさに矛と盾ですね。 「だからこそ“どっちが強いの?”という興味が尽きないですよね。ブラジリアン柔術とロシアのサンボ、どっちが上なのかという、UFC始まって以来の命題のひとつの決着をつけようということなので、ものすごいことが起こるんじゃないかと思います」 ――かつてのPRIDEヘビー級頂上対決、エメリヤーエンコ・ヒョードルvsアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのように、マカチェフがパウンドで圧倒することも考えられますしね。 「そういうことですよね。オリヴェイラがいろいろ仕掛けようとするんですけど、マカチェフが“関係ねえよ!”ってフィジカルでボコボコにする展開もあるかもしれないし。逆にオリヴェイラが、そのパウンドをうまくすり抜けてバックを奪うかもしれない」 ――オリヴェイラは劣勢になっても冷静に切り返していく技術と気持ちの強さを持ち併せていますしね。 「逆にマカチェフは自分が上から攻めて制圧しているときはすごく強いんですけど、下からちょっとずらされたり、すり抜ける系の動きをやられたときに対応が一瞬遅れるときがあって。そこで隙が生まれて相手に立たれてしまうシーンもこれまで見られたんです。  オリヴェイラはグラウンドになればそういうところもバンバン突いてくるだろうし、なおかつ“際”のところでヒジ打ちも入れてくるから、マカチェフもまた打撃を気にしながら自分の寝技をやらなきゃいけないし、際の部分も気をつけなきゃいけない。だから、細かい部分まで相当ヒヤヒヤする寝技が観れるんじゃないかと思いますね」 ――あと、ひとつ懸念されるのはマカチェフは10連勝中ですけど、マッチメイクの関係でトップランカーとの対戦経験があまりないんですよね。そこがトップランカーを根こそぎ倒してきたオリヴェイラとの大きな違いかな、と。 「それはありますね。修羅場をくぐってきた数が違うという。やはり一瞬の状況判断ひとつとっても、トップランカーは他の選手ができない動きや攻撃もしてくるんですよ。だから実際、オリヴェイラはジャスティン・ゲイジーやダスティン・ポイエーにダウンを奪われていますけど、そのピンチを乗り越えて勝ち続けてきたので。  マカチェフに対して、“俺はこれだけの修羅場をくぐり抜けてきたぞ、お前はどうなんだ?”というところで、精神的なマウントを取る部分もあると思います。  一方、マカチェフはタイトルコンテンダーとの戦いこそないものの、この10連勝中にピンチらしいピンチもほとんどないので、そこに幻想がありますよね。だから、精神的なプレッシャーのかけ合いという意味からも、戦いはすでに始まっている。非常に楽しみな一戦です」 [nextpage] 王者スターリングvs.挑戦者ディラショーは、最初にどちらが主導権を握るかが重要 ――続いてセミ・メインイベントは、4月の『UFC273』でピョートル・ヤンを僅差の判定で破ってバンタム級統一王者になったスターリングが、復活してきた元王者TJ・ディラショーを迎え撃つバンタム級タイトル戦です。 「ディラショーは2021年7月のコーリー・サンドヘイゲン戦で競り勝ったものの、試合中にヒザの靭帯を負傷して手術してるんですよね」 ――そうですね。なので手術明けの1年3カ月ぶりの復帰戦がいきなりタイトルマッチとなります。やはり、そこは懸念材料になりますか? 「当然そうなりますけど、ディラショー自身は“欠場明けだからタイトルマッチの前に1試合挟みたい”みたいな気持ちはなかったと思うんですよ。若いイメージがありますけど現在36歳で、その前には薬物検査失格のペナルティで2年という時間を棒に振ってますからね。チャンスは逃したくないでしょうから」 ――“欠場明け”とか“ブランクがある”など言ってられない、と。 「ただ、本人はそんなにマイナス要素として捉えていないかもしれない。バンタム級王者時代にコーディ・ガーブラントに2連勝した時のイメージは自分の中でもちゃんと残っているだろうし、それ以前に積んできた経験を試合の中に落とし込んで、試合でやろうとしていることと身体がフィットしている感じは自分も観ていてすごくあるなと思っているので」 ――それがサンドヘイゲン戦でも垣間見れたと。 「そうですね。ディラショーが今さら自分のスタイルを変えることはないと思うんですよ。どれだけ研究されても高速ステップで左右に構えを変えながらプレッシャーをどんどん掛けていって、それによって相手を削って、当てるべきところで打撃をしっかり当てにいくという戦いをすると思うので」 ――ただ、王者スターリングはグラップラーで、打ち合いを避けることが考えられますよね。前回もバックからの4の字ロックで動きを封じて確実にポイントを重ねる形で、ストライカーのピョートル・ヤンから判定勝ちを収めました。 「スターリングの一番の武器はバックコントロールで、そのためにもタックルに入りたいんですよ。スターリングはこの階級でトップのレスラーですけど、やるタックルは実はすごくシンプルで、まっすぐ入って片足を取るシングルレッグ。ただし、左右どちらの足も取れて、相手がスイッチする変わり際とかにすぐ入るので、タックルに入るためのセッティングに時間を取ったりせずに、バンバン入っているように見える。そしてタックルに入ることで、リズム的にも気分的にも乗っていきやすいんだと思います」 ――タックルによってペースをつかんでいく、と。 「ただ、自分のタイミングでタックルが取れたら乗っていける反面、自分の距離じゃないところでタックルに行かざるをえなかったり、打撃でプレッシャーをかけられると逆にタックルが鳴りを潜めるんで、実はそこがスターリングのウィークポイントでもあるんじゃないかなと思うんですよ」 ――1回目のピョートル・ヤン戦では、プレッシャーをかけられて後手に回ってしまいましたからね。 「だからスターリングは自分のリズム、距離で戦えている時は爆発的に強いんだけど、リズム、歯車を狂わされたときに修正するのに時間がかかるタイプでもあると思いますね。サンドヘイゲン戦のように速攻でタックルからバックを獲って、コントロールするのが理想で、ヤンのようにお構いなしに前に出てプレッシャーをかけてくる相手とは相性が悪い」 ――それを考えると、ディラショーは相手が誰であろうと高速ステップでどんどんプレッシャーをかけていくタイプですよね。 「だからおそらくディラショーはプレッシャーをかけて、うまく誘い出すようにスターリングに嫌々タックルに入らせて、そこを切ってから打撃を畳みかけるということをやりたいんじゃないかと思います。ディラショー自身、もともとNCAAディヴィジョン1レスラーで、タックル切るのもうまいですからね」 ──そうなるとスターリングは、いかに自分からプレッシャーをかけられるか、がポイントになりますか? 「そうですね。どちらが最初に主導権を握れるかによって、相当差が出てくると思います。ディラショーも慎重にいくタイプというより、自分からリスクを取ってでも攻めていくタイプだから。そのディラショーの仕掛けの対応にスターリングが追われるようになったら、どんどん削られていってしまう。  だからスターリングのほうは、ディラショーの動きに惑わされず、2回目のヤンとの試合のように、自分から仕掛けて組みにいきたい。そしてバックを奪えたら、ここからはスターリングは無敵の強さを発揮するので一本取れないまでも、しっかりラウンドのポイントは奪うことができる。そこの強みがあるので、タイトルマッチの5ラウンドの中、取るラウンドは取る、捨てるラウンドは捨てる、という戦略も必要になってくるかもしれないですね」 ――判定勝負になったら、スターリング優位に傾いていく可能性が高い、と。 「一方で序盤からKOできる爆発力をディラショーは持っているので、どちらにしても最初の1~2ラウンドでどちらが主導権を握るかが重要なってくる。本当に試合開始直後から、一時も目が離せないような試合になると思いますね」(取材・文/堀江ガンツ) [nextpage] UFC 280: Oliveira vs. Makhachev 全カード 10月23日(日)午前3:00[WOWOWプライム]※生中継(WOWOWオンデマンドで同時配信) 10月27日(木)午前8:00[WOWOWライブ]※リピート(WOWOWオンデマンドで同時配信) 【メインカード】(WOWOW/UFC FIGHT PASS) ▼UFC世界ライト級王座決定戦 5分5Rシャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)33勝8敗(UFC21勝8敗)※UFC11連勝中イスラム・マカチェフ(ロシア)22勝1敗(UFC11勝1敗)※UFC10連勝中▼UFC世界バンタム級世界選手権試合 5分5Rアルジャメイン・スターリング(ジャマイカ)21勝3敗(UFC13勝3敗)※UFC7連勝中TJ・ディラショー(米国)17勝4敗(UFC13勝4敗)▼バンタム級 5分3Rピョートル・ヤン(ロシア)16勝3敗(UFC8勝2敗)ショーン・オマリー(米国)15勝1敗(UFC7勝1敗) ▼ライト級 5分3Rベニール・ダリウシュ(米国)21勝4敗(UFC15勝4敗)※UFC7連勝中マテウス・ガムロ(ポーランド)21勝1敗(UFC4勝1敗)※UFC4連勝中 ▼女子フライ級 5分3Rケイトリン・チュケイギアン(米国)18勝4敗(UFC11勝4敗)※UFC4連勝中マノン・フィオロ(フランス)9勝1敗(UFC4勝0敗)※UFC4連勝中 【プレリミナリー】(※UFC FIGHT PASSS)10月22日23時~(予定) ▼ウェルター級 5分3Rベラル・ムハマッド(パレスチナ)21勝3敗(UFC12勝3敗)※UFC3連勝中ショーン・ブレイディ(米国)15勝0敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝中 ▼ミドル級 5分3Rマフムート・ムラドフ(ウズベキスタン)25勝7敗(UFC3勝1敗)カイオ・ボハーリョ(ブラジル)12勝1敗(UFC2勝0敗) ▼ライトヘビー級 5分3Rヴォルカン・オーズデミア(スイス)18勝6敗(UFC6勝5敗)ニキータ・クリロフ(ウクライナ)28勝9敗(UFC9勝7敗) ▼フェザー級 5分3Rズバイラ・ツフゴフ(ロシア)20勝5敗(UFC5勝2敗)ルーカス・アウメイダ(ブラジル)14勝1敗(UFC1勝0敗) ▼ウェルター級 5分3Rアブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)16勝3敗(UFC1勝1敗)ガジ・オマルガジエフ(ロシア)13勝1敗(UFC0勝1敗 ▼ミドル級 5分3Rアルメン・ペトロシアン(アルメニア)7勝2敗(UFC1勝1敗)AJ・ドブソン(米国)6勝1敗(UFC0勝1敗) ▼フライ級 5分3Rムハンマド・モカエフ(英国)8勝0敗(UFC2勝0敗)※アマMMA 23勝0敗マルコム・ゴードン(カナダ)14勝5敗(UFC2勝2敗) ▼女子バンタム級 5分3Rリナ・ランズバーグ(スウェーデン)10勝6敗(UFC4勝5敗)カロル・ロサ(ブラジル)15勝4敗(UFC4勝1敗) ※ライト級のマゴメド・ムスタファエフvs.西川大和は「複数の問題」により、今週末のカードからは除外。 ※シャミル・アブドゥラヒモフが負傷欠場。対戦予定だったジャイルトン・アウメイダは、日本時間11月6日(日)の「UFCファイトナイト」で220パポンドのキャッチウェイトでマキシム・グリシンと対戦する。
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