2022年10月19日(水)東京・浅草花やしき・浅草花劇場『SHOOTBOXING 花やしき 2022』の前日計量が、18日(火)都内にて17:00より行われた。
メインイベント(47.0kg契約)で対戦するSB日本女子アトム級王者・MISAKI(TEAM FOREST)とペッチャーダー・オー・ユッタチャイ(タイ)は共に46.9kgで計量をパス。
6月の中村未来戦以来、4カ月ぶりの試合を前にMISAKIは「減量に関しては無理なくやれて、むちゃくちゃ調子はいいです。凄く調子がいい時に試合のお声掛けをいただいたので早く試合がしたいぐらい」と試合が待ち遠しい様子。
今回の相手ペッチャーダーは50戦35勝15敗の戦績を持つ19歳。タイの女子強豪選手が集まったUMT48kgトーナメントで優勝した実績を持っているが、「情報はあまりなく試合映像を1試合だけ見たらヒジと首相撲が主体の試合で情報が得られませんでした。私よりも背が高い印象を受けましたが、倒せると思います。私は以前の猪突猛進スタイル時代からパンチは得意でしたが、蹴りもいいので全部の技を見てもらいたい。相手がムエタイ戦士でも蹴り負けない。私のどの武器が当たっても倒れると思うので、相手が何で倒れるかは当日の楽しみにして下さい」とKO決着にも自信を見せる。
12月25日のSBとRISEが協力して開催するビッグイベントでの対戦をアピールしている、RISEアトム級王者・宮﨑小雪については「10月15日のRISEの宮﨑選手の試合は会場で観ていましたが、しょっぱい試合をしているなと。自分だったら宮﨑選手とやったタイ人選手とやったら面白い試合をした上で倒し切れていました。宮﨑選手は凄く巧い選手なので私も参考にしたいぐらいの選手ですが、気持ちのこもった試合は絶対に私の方ができるなと確信を持てました。とにかく明日の試合でしっかり勝ってからしっかりとアピールしていきたい」と挑発混じりにコメントした
試合のテーマを聞かれると「自分でも今は急成長中だと感じていて、タイのチャンピオンを相手に自分自身を試す試合。12月のビッグマッチにMISAKIを使いたい』と思わせる試合をしたい」と、参戦アピールにもつながる試合にしたいと意気込んだ。
対するペッチャーダーは「MISAKI選手の試合映像を見たら凄く強いと思いました。投げを警戒しないといけない思いましたが、逆に私も投げる練習をしてきたので投げる自信もあります。私はパンチと蹴りができてパンチが強いので倒す自信もあります。MISAKI選手は日本のトップファイターの一人ということでここで倒して、日本で活躍するチャンスをしっかり掴みたい」と、なんと投げの練習もしてきたという。
また、セミファイナル(49.0kg契約)で対戦する風羽(龍生塾ファントム道場)は46.7kg、YUMIN(LEO GYM)は48.9kgで計量をクリアー。植山征紀が所属する龍生塾ファントム道場のイチオシ女子ファイターの風羽は今年5月にRISEのリングでプロデビューを果たしたばかり。2戦目に向けては「パンチを強化してきました。パンチと蹴りの両方を出して倒して勝ちます」とKOを予告。
一方、今回プロデビュー戦のYUMINは「アマチュアでは10戦ぐらいやってきて試合は久々なので緊張しています。自分の得意なパンチを強化してきたので、自分の力を出し切って面白い試合ができれば。相手選手は10歳下の選手でアマチュアでもチャンピオンになっていて凄く強い選手ですが、自分の優っている部分で勝負したい」と意気込みを語った。
なお、RENA、海人、笠原兄弟が出演するトークショー&サイン会のファンイベントは本戦終了後に実施されることが決定。当日券は16時から一部券種のみ会場にて発売される。