【RISE】YA-MANが白鳥大珠を“1分”KO予告「格闘技の練習だけを朝から夜まで毎日やっていたら強くなっちゃいました」

　2022年10月15日（土）東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』にて、Super Fight！のスーパーライト級（-65kg）3分3R延長1Rで白鳥大珠（TEAM TEPPEN）と対戦するYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が6日（木）都内所属ジムにて公開練習を行った。 　同門の常陸飛雄馬が持つミットへ2分間、ワンツー、ワンツー・左フック、右アッパーなどを叩き込んだYA-MAN。脇が締まって接近戦でのコンパクトな打ち方になっていたことには「そんなに意識していないんですが、勝手にコンパクトになってきているんです。THE MATCH が終わってからずっと格闘技しかやっていなくて、改めて基礎を徹底的にやって。そうしたら凄いコンパクトな打ち方になりました。あとはMMAの練習をを始めてモーションがあると反応されるので、初動のないパンチの打ち方です」と、ボクシングとMMAの練習をしてきたことから変わったのだと説明した。 　YA-MANはオープンフィンガーグローブマッチで、伸びのあるパンチで打ち抜くイメージがあるが「自分はいつも決め技は右フックなんですが、いつも意識して大きく振っているので。コンパクトに打つのと大きく振るのを打ち分けています」と、両方できるとする。 「THE MATCH が終わってから今まででずっと格闘技の練習をしているんですよ。朝・夜と。というのは、THE MATCHが終わってから物足りない感が出て来ちゃって、格闘技をやっていないと他のことを考えちゃう期間が結構長くて。その間は格闘技の練習だけを朝から夜まで毎日やっていたら強くなっちゃいました。今までで一番格闘技は強いですね。MMAを学んで新しい距離感を見つけたり、他の競技からもいろいろと取り入れて今が一番強いです」と、“THE MATCHロス”の空虚感をまぎらわすために練習に打ち込んだところ、YA-MAN史上一番強くなってしまったと笑う。 　YouTubeでの魔裟斗や京口紘人とのコラボも身になった。「一流の考え方、打ち方、試合の組み立て方、魅せ方、あと試合までの持っていき方が勉強になりましたね」。 　今回は得意とするオープンフィンガーグローブマッチではなく通常のボクシンググローブを使用する試合だが、「元から普通のグローブが苦手とかはなかったので全く問題はない」とし、白鳥が記者会見で「YA-MANはOFGでは凄いがグローブでは普通のキックボクサー」と評したことに「そう思っておけばいいんじゃない？ たかをくくって安心して倒されればいい」と一笑に付した。「そう言ってくるってことはナメていると思うので。試合当日まで油断していてくれって感じですね。どうせすぐ終わっちゃうから」 　改めて白鳥の印象を聞かれると「昔、名前があった選手。今はパッとしない、落ち目の選手って感じです」と過去の選手だとし、「1R1分以内で終わらせるって感じです。逆にそっちの方が自分の試合になるかなと思って。いつ終わるか分からないハラハラ感を見て欲しいですね」と、なんと1分KOを予告。 　白鳥が先に行った公開練習の中で「自分を貫く」と発言していた事に関しては「また塩試合するのかと思っちゃったんですよ。どちらにしろ今回は自分が相手なので塩試合にはならない。向こうは（自分のペースに）付き合わないと言っているかもしれないが、引きずり込むので。無理ですよ、付き合わないのは。勝手に付き合うことになる」と、必ず自分のペースに引きずり込まれるとした。 　白鳥の最近の不調は何が理由だと思うかと聞かれると、「答えはひとつ。練習してないだけ。六本木で飲みすぎなだけ」だとする。「俺は練習もするし、ちゃんと遊びもする。ちゃんと練習してから六本木へ飲みに行きます。この前なんか、ビルの7階で飲んでたら白鳥が8階で飲んでいましたよ」と笑った。 　朝倉未来に戦略を組んでもらったとも言い、「内容な言えないっすよ、試合前に(笑)。やっぱり凄いっすよ。狙い通りに事が進むので。あの人の試合予想を見ていると、RIZINとか全試合の予想を当てていて、堀口選手に関しては肩固めまで当てていましたからね。あの人、見聞色の覇気があるんじゃないかってくらい未来が見えている。アドバイスを聞いてそれを自分に落とし込めば負ける事はないかな」と相当な信頼を置いているようだ。 　今回の試合を「イケメン撲滅計画」と位置づけているYA-MANは「今回、白鳥を倒して今年もう一人倒していきたいと思っているので今回は第一弾って感じです。まだまだ続きます」と、他にも叩きのめしたいイケメンがいるとする。「俺が世の中を変えるところをみんな見に来てください」と、革命を起こすと誓った。