キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】大﨑孔稀「タネ♡ヨシキ選手の額を弟と同じように斬ってやりたい」=1月16日(水)『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』渋谷

2019/01/11 03:01
2018年『KNOCK OUT』初代フライ級王座トーナメント準優勝・大崎一貴の弟・大﨑孔稀が1月16日(水)『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』(東京・渋谷TSUTAYA O-EAST)のセミファイナルでタネ♡ヨシキ(INNOVATION・直心会)と対戦する。 初代フライ級王座トーナメントでは大﨑孔稀の兄・一貴がタネ♡ヨシキの弟・タネヨシホをヒジで切り裂きTKO勝利しており、ヨシキは弟の敗戦に「次は俺がベルトを狙う」とSNSで発言。孔稀が「お兄ちゃんに勝てるようにって、いきなり早くない?」と反応し、今回の因縁の兄弟対決となった。 「僕はお兄ちゃんの100倍強い」と豪語する大﨑孔稀が目指すものは? ――先月にはタイで試合をされたんですよね。  「昨年10月のJ-NETWORKで試合(松崎公則に判定勝ち)が終わって次のKNOCK OUTまで試合間隔が空いていたので、先月15日にルンピニースタジアムで試合をして2R左ボディブローでKO勝ちしました」 ――KNOCK OUT初参戦が決まって心境はいかがですか?  「盛り上がりが凄いですし、お兄ちゃん(大﨑一貴)の試合を見ていてずっと出たいと思っていたリングでした。団体名通り、KO決着の試合が多く、お客さんとの一体感もありますよね」 ――孔稀選手も実績がある中、どうして僕よりも先に兄がKNOCK OUT出ているんだ!? と 思ったことは? 「昨年にKNOCK OUTフライ級トーナメントの開催が決まって、お兄ちゃんの方が僕よりも適正階級なので、まずはお兄ちゃんに優勝して欲しいと思っていました」 ――そのトーナメントで一貴選手は準優勝に終わりましたが、活躍をどのように見てました?  「決勝戦ではセコンドに付いていました。最終ラウンドに押されたのでやばいとは思ったのであの判定も妥当かと思いましたが、優勝するために練習を物凄く頑張っていたお兄ちゃんの姿をそばで見ていたのでああいう結果に終わって、ただ悔しかったです……」 ――今年は次期挑戦者決定トーナメントが開催されるそうなのですが、出場メンバーに名乗りを上げたいですか? 「もちろんです。お兄ちゃんが負けた瞬間に僕がチャンピオンの(石井)一成君へのリベンジをしたいと思っているので、ぜひトーナメントに出たいですね。次の相手、タネ♡ヨシキ選手を倒した後に、タネヨシホ選手ともやりたいと思っていて、2連勝すれば、そのまま僕が一成君とやってもいいぐらいですよね?」 ――対戦するヨシキ選手にはどのような印象がありますか? 「ヨシホ選手と同じでアグレッシブで、バックヒジなどの技も出来てパンチ主体の印象があります」 ――アマチュア時代に対戦経験はあります? 「2014年の藤原敏男杯で僕が45kg級で優勝した時、ヨシキ選手は55kg級で優勝していて階級が違うので対戦したことはありませんでした(※同大会でタネヨシホは50kg級で優勝)」 ――ヨシキ選手にもインタビューしたところ「大﨑選手に喧嘩を売られたから買った」と言われてました。以前から対戦したかったのですか? 「アハハ! 僕は KNOCK OUTに出たいと思っていたときにヨシホ選手とお兄ちゃんが試合をして、それについてヨシキ選手がツイートしていたので、これで僕とヨシキ選手がやったら面白いだろうなと思って対戦アピールしたんです」 ――どういう試合になりそうですか?  「向こうはKNOCK OUT初戦ということで気合いが入っているでしょうけど、僕も負けていません。どちらもKOを狙ってアグレッシブな戦いになり、KO決着になると思います。今ヒジを練習していて、ヨシキ選手の額を弟と同じように斬ってやりたいですね」 ――今後はどの階級でやられていく予定でしょう。  「僕はスーパーフライ級なのでずっと51kgでいくわけではありませんが、ベルトよりもお兄ちゃんのリベンジをすることしか考えていません」 ――お兄さんと階級が近いということで、今後同じトーナメントなどで対戦することがあれば容赦なく対戦できますか?  「やれます(笑)。試合となれば容赦なく殴ります。日頃のうっ憤ですか? ないことはないです(笑)。普段からお兄ちゃんは物静かな感じなのでもうちょっと喋ってくれるようになるといいんですけどね。いつ話しかけても、ウン、そうとか微妙な反応なんです(笑)。下ネタを言っても笑って誤魔化されますし。練習はめちゃくちゃ真面目で黙々とやってます」 ――孔稀選手の活躍もあって弟はどこまで強いんだろう!? とファンは思っていると思います。 「スパーをお兄ちゃんとよくやるのですが、やりやすいタイプですね。僕はお兄ちゃんの100倍強いので期待してて下さい。お兄ちゃんはハードパンチャータイプですが、僕は蹴り、ヒジ、ヒザが得意なのでムエタイベースです」 ――一貴選手はルンピニーのタイトルに挑戦していますが、ご自身もタイのベルトは狙っているのでしょうか?  「僕も定期的にタイで試合をしていきたいのですが、先にお兄ちゃんにルンピニーのタイトルを獲ってもらいたいですね。(ルンピニーの」タイトルマッチでお兄ちゃんが負けたときは、一成君に負けた時と同じぐらい悔しかったですね。2試合ともお兄ちゃんが一番悔しいと思いますが、僕も負けないぐらい泣いてましたね」 ――初戦をクリアーしてどういう2019年はどんな1年にしたいですか? 「まずはタネ選手に必ずKOで勝って、ゆくゆくは一成君のベルトを狙いたいです」 
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