「時間を間違えて」会見に大遅刻した平本蓮
2022年9月30日(金)15時より『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』(11月6日・ドルフィンズアリーナ=愛知県体育館)の追加対戦カード発表記者会見が行われた。
同大会のメインイベントで行われることが決まった、既報のフェザー級(66.0kg)戦・弥益ドミネーター聡志(team SOS)vs.平本蓮(ルーファスポーツ)の会見が改めて行われたが、平本は会見に遅刻。「メイウェザーなら待ちますけれど、平本蓮は待ちません」との榊原信行RIZIN CEOの判断で会見は進められた。
弥益は平本戦を受けた理由を聞かれると「来た時の気持ちについてはちょっとがっかりに近いというか。それが正直なところではあります。受けた理由としてはもちろんちょっと断ろうかなって気持ちもあったことはあったんですけれど、そういうオファーをいただいたということは自分の実力とか第三者からの評価がまだその枠を抜け出せていない、ということに加えて何だかんだ言っても、ビッグマウスとは言われていますが、自分は彼のことをけっこう評価しているんですよ。
もちろん競技者としての評価に加えて、インフルエンサーというのがあっているのか分かりませんが、人をいい意味でも悪い意味でも感情を揺さぶる力を持っている選手だと思うので、その相手として自分を選んでいただいたというか、弥益と組ませてみたいという評価をいただいたというのは、自分の格闘技者というところに加えて、さらに平本選手が持っている人の心を動かす部分というところを評価してのオファーかなと思いましたので、そちらも鑑みた結果受けさせていただきました」との理由を話す。
質疑応答が進む中、会見開始から20分以上経ってからサングラスをかけて登場した平本は、コメントを求められると「一生懸命頑張ります」の一言。遅刻の理由を聞かれると「普通に時間を間違えていました。間違えて認識しちゃっていました」と答えた。
弥益はリングとケージのどちらがやりやすいかと聞かれて「自分はリングの方が…あ、一緒です」と答えたが、「昔だったらケージの方が得意だったんですけれど、最近の怒涛のストライカー3連チャンみたいなのは正直リングの方がやりやすいですね(笑)。リングだったら外に放り投げたりも出来るんですけれど出来なくなっちゃうので、対策をしっかり練りたいと思います」と、平本をリングの外に放り投げるつもりもあったとする。
平本は「どっちが得意って言っても強さはそんなに変わらないと思うので、普通に試合を遂行しようって感じです。打撃で自分は行きます」と打撃勝負することを予告した。