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2022年9月25日にさいたまスーパーアリーナで行われた『超RIZIN』で、朝倉未来(トライフォース赤坂)とのエキシビションマッチに臨んだ、プロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)への花束贈呈の場面で、ごぼうの党・奥野卓志代表が、メイウェザーに花束を渡さずリングに投げ捨てたことについて30日、RIZINの榊原信行CEOが会見であらためて謝罪、土下座をした。
その行為に、生配信のコメント欄は「やめてくれ」「そこまでやらなくていい」「やりすぎだ」と悲鳴のようなコメントに包まれた。
会見後の囲み取材でそのことを問われた榊原CEOは、「僕は謝るということで言えば『ごめんなさい』という、謝り方はいろいろあると思いますが、最大級、皆さんにほんとうにお詫びしたい。“そこまでやらなくていい”と仰る方もいるでしょうけど、僕としてはこんなに申し訳ないと思ったことは、人生でこれまで無いですし、そんな安い土下座じゃないですし、そのくらい申し訳ないという思いで、日本だけじゃなく世界中の人にそう思っているんですよ。世界の人たちにその想いを届けるのにどうしたらいいかを考えたときに、言葉で喋れることは限られるし、世界の人に分かりやすく、日本のこれがトラディショナルなお詫びなのですから、最大級の敬意、思いを込めてしました。英語では『今回、起きたことに関して、世界中の人たちに心からお詫びしたい』と言いました」と、世界に向けて、謝罪の意を土下座の形で表したかったと説明した。
また、奥野代表からもし謝罪のアプローチがあった場合について、「いまさらですよ。僕に謝罪をする……ほんとうに謝ろうと思えば、僕は土下座をするし、その人の家の前でずっと待っていると思います。そんな簡単に僕が受け容入れられるものでもないし、謝ってすむことでもほんとうはないと思います」と誠意が感じられないとした。
29日には、ユーチューバー・ヒカルのYouTubeチャンネルに同代表が出演し、謝罪しているが、「昨日の謝罪動画、僕も不本意ながら見ました。ヒカル君も言ってましたけど、日本人に生まれてそこで謝るなら、そこにも礼儀がある。服装のことも言われていたように、まず何に、どこに最初に謝るのか。僕のいままでの子供の頃から言われてきた常識とはあまりにかけ離れているので、よう分からんな、という感じですね」と不快感を表した。
また、朝倉未来が同党のスポーツアドバイザーを務めていることにつては、「(未来とはこの件について)一切話をしていない。噂レベルでは若い有名人たちが賛同しているとは聞いていましたけど、未来とどういう関係なのか、いまも理解はしていません。僕たちももう少しアンテナを広げておかなくてはいけない」と語った。