改めてメイウェザー戦を熱望、倒れない自信も一泡吹かせる自信もあると語った皇治(C)皇治チャンネル
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN』の第4試合、RIZINスタンディングバウトルール・フリーウエイト3分3Rでジジ(イラン)を3R 0分50秒、TKO(勝敗はなし)した皇治(TEAM ONE)が、自身のYouTubeチャンネルを更新。ジジ戦を振り返ると共に、試合後インタビューでも話したメイウェザー戦を改めて熱望した。
体重差19.15kgの試合(皇治は65.30kg、ジジは84.45kg)を終えて一夜明け、皇治は「けっこうファーストくらいなダメージあるな。首とかマジでずっと痺れている。昨日の2Rくらいから。俺の首の機能は失われた」と、今までで一番と言ってもいいほどのダメージがあったと打ち明ける。
体重差に関しては「さすがTMTやぞ。俺は何回も言ったもん『お前はメイウェザーやないぞ』と。お前は関係ないぞと。初め聞いていたのは80kgくらいって効いとったんで。俺もデカいこと言うからさ、何kgでもいいっすよって言ってたら、あいつ当日来て85kgやねん。無差別級やからそこに俺も文句はなかったけれどめちゃくちゃや。まあええわってなって」と、ジジは当初聞いていた体重よりも約5kgも重い体重で来たという。
(写真)皇治が「息が出来なくなった」というジジのクリンチ
さらには「ほんまぎりぎりやで。バンデージ(を巻く時)もTMTが見に来ると。TMTのでっかい外国人が来て、バンデージ巻くところを見ないでずっとフェイスタイムやっとった。その後、もっとどデカいのが2人組で来て話しかけてくるんだよ。俺らは契約上でグローブが12オンスだと聞いていると。10オンスだったらやれへんって直接俺に言ってくるねん。うそー、知らんやんってなって。
俺は10オンスって聞いていたから10オンスでやりたいと。それも冷静に考えて逆やから。俺の方が体重軽いのに、なんで俺が薄いグローブでやりたいって言って向こうが分厚いグローブでやりたいって言うのか全く分からへんけれど、向こうの言い分は契約通りにしろと。そこは(RIZINとの)契約のやり取りが上手くいっていなかったみたい。もうしゃあないやんか、ほんならやりますわってなって。(グローブが)来たらマジック(テープ)やで。メイウェザーと未来はメイウェザーが指定したメイウェザーのグローブやん。俺のグローブはUFCって書いてあったからな。それをマジックで消していたからな。それでジジ倒れとったから関係あらへんやんって思って」と、直前になってグローブが10オンスから12オンスに変わったこと、そのグローブが紐ではなくマジックテープで止めるタイプのものだったとの裏話も。
(写真)皇治が計量でジジを突き飛ばしたのは、朝倉未来がやられたことをやり返したかったからだという
また、「俺からすれば勝手に喧嘩売られてさ、勝手に日本人のこと侮辱してさ、俺からしたらごっつ腹立っていたわけよ。ほんで未来のこと突き飛ばしてさ。あれも腹立っとったから。関係ないやん、はっきり言ってボディガードは。だから(計量で)一緒のことしたやんか。そしたら俺にもブチキレてきたやんか。まあまあ、あれは全部エンターテインメントとして成り立ったからよかったけどさ。でも俺からしたら腹立つこといっぱいあったからさ。めちゃくちゃやな。でもそこから勝負は始まってるんやろうなって」と、計量でジジを突き飛ばして乱闘寸前になったのは、朝倉未来が記者会見でジジに突き飛ばされたことに腹が立っていたからだと明かした。
しかし、試合後は「ノーサイドでジジとも喋ったからさ、凄くいい人でさ。めちゃくちゃええ人やった。メイウェザーチームの人たちらむっちゃいい人だった」とわだかまりはなくなったと言うが、「ただ、仲良く仕切れないのはマルコメとやりたいからな。やっぱり倒したいで。もちろん倒したいけれど、マルコメは最強やん。天心もあんなやで、未来もあんなやで。また日本に来たいって言うとったやん、メイウェザー。じゃあ日本で誰とやるのって話で。やっぱり一番盛り上がるのは俺やと思うし、エキシで勝敗無しでやるのなら、俺は何べんも言うけれど会見では絶対に負けへんやろ。あと、俺やったら立ってる自信あるからな。メイウェザーと喧嘩したい。俺はほんまに倒れるのかっていうのを見たい。倒れない自信があるのプラス、俺はもっと当てられる自信がある」と、自分がマルコメ=メイウェザーとやったらもっと盛りあげられるとする。
「みんなアホちゃうと思うやろうけれども、冷静に考えてみ? あいつは日本に来るって言ってるからね。誰と見たいのって話やん。そうなったら俺かごぼうだけやん。RIZINだったらやりよるで、メイウェザーvs.ごぼう。多分、メイウェザーvs.皇治よりメイウェザーvs.ごぼうの方が見たいと思う。でも俺はやりたいし、勝敗ないわけやん。ということは殴り合ったらええわけやん。判定のこと気にせずに。それなら俺ガンガン行けるし、俺は自信あるねん。100対0はこの世にないからね。下手したら(番狂わせが)あるかもしれない、俺もっとるからね」と、次にメイウェザーと戦う選手は自分しかいないと、自分なら一泡吹かせられるかもしないと自信をのぞかせた。
「メイウェザー呼んでください、日本の金持ちさん」と、メイウェザー戦を実現させたいとスポンサー募集をかける皇治。また、「でもリアルに見たいカード言っていい?」と、自分が見たい対戦があると言い、「魔裟斗さんvs.メイウェザー見たい。兄貴(内山高志)とも見たい」と、自分以外なら魔裟斗、内山高志がメイウェザーと戦うのを見たいとした。