2022年9月24日(土)東京・後楽園ホール『Krush.141』にて、「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」に出場する大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が栃木の所属ジムにて公開練習を行った。
6月の『THE MATCH 2022』に出場し、見事に勝利を収めた大久保。ビッグイベント出場の反響は大きく「SNSのフォロワーがすごく増えたり、学校の友達からも声をかけてもらった」という。その一方「あんな大きな舞台に立てて勝てたことはうれしかったんですけど、試合内容がよくなかったので、次の試合でいい勝ち方をしたいです」と反省点も多く見つかり、6月以降はその修正に時間を費やしてきた。
『THE MATCH 2022』の次戦は初代Krushフライ級王座決定トーナメントに決まった。「全く(トーナメントのことは)考えてなかったので『まさか!』という感じでした。そういう意味でベルトに絡む試合に出るのは早いかもしれないです。でもプロ3戦目でタイトルがかかる試合に出ることになって、率直にうれしくて楽しみです」と巡ってきたチャンスに胸を躍らせる。
当初、大久保はトーナメント初戦で山脇飛翼と対戦予定だったが負傷欠場。リザーブファイトに出場予定の西林翔平と対戦することになった。西林とは今年2月K-1東京体育館大会でのプロデビュー戦で対戦し、勝利している相手だ。
「1回戦ったことがあるんですけど、前にガンガン来るタイプだと思います」と大久保。過去の勝敗関係なく気を緩めずに準備を続け「決勝はどちら(大夢vs天馬の勝者)が上がってくるかは試合になってみないと分からないですけど、どちらが上がってきても大丈夫なように練習しています」と続けた。
『THE MATCH 2022』出場以上、多くのメディアにも取り上げられて、注目度も上がっている大久保。「(メディアに取り上げてもらえることは)素直にうれしいです。プレッシャーも多少はありますが、そういうなかで勝たなきゃいけない理由がたくさん増えたし、ここで結果を残さないとスターにはなれないと思います」と周囲の期待に応えると誓った。
そして最後には「タイトルがかかっている試合なので、勝ちにこだわらないといけないと思いますが『THE MATCH 2022』という大舞台で経験したことを出したいと思います。必ずチャンピオンになるので応援お願いします」とファンにメッセージを送った。