MMA
ニュース

【RIZIN】矢地祐介が「SNSでゴチャついた話」を経緯説明、試合消滅に「選手もRIZINも悪くない」

2022/09/16 11:09
 RIZINで活躍する矢地祐介(フリー)が、SNSへの投稿が発端となって「ゴチャついた話」を自身のYouTubeチャンネルにて事情説明した。  事の発端は2022年9月12日に矢地が投稿した「結局流れた…土壇場オファーand全くメリットのない相手だったけど盛り上がるならと思い受けたのに2週間切ったここにきて試合流れた…マジ最悪」と、2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN』『RIZIN.38』での試合がなくなってしまった、というもの。 (写真)4月のRIZIN TRIGGERでグスタボ・シムに敗れ、大晦日のサトシ戦から連敗になっていた矢地 さらに2日後には「結局ダメなんかいっ」「SNSで煽るなら大人なんだしある程度根回ししてから煽って欲しいよ。ちょっと期待したからがっくし」と投稿し、ファンの間では「何が起こったのか」「オファーを断った選手は誰なのか」「RIZINは直前オファーをやめろ」と様々な憶測や意見が飛び交ったため、矢地本人が事の経緯を説明することになったようだ。  矢地は「愚痴っぽいツイートが続いて」「ふわっとしたツイートだったから憶測をよんじゃった」とし、詳細は話せないが話の顛末を次のように説明。 「9月になるかならないかくらい…もっと前から言うと、僕7月31日のRIZINに体調とかも良くなくて出られなかったので、9月出たいです、とずっとRIZINの方に交渉していて。日本人とはあまりやりたくないので外国人選手と試合をしたいです、ということをRIZINにはずっと意思を伝えていて、でもなかなか決まらなくて。  8月の最終週くらいに9月はなさそうですと。外国人選手が呼べないので、矢地君と日本人の構図は今は違うなと思うし、RIZIN的にも外国人選手と戦ってほしいという想いがあるので、みたいな。なので今回は難しそうですと。そこで俺、1回諦めたんですよ。  その3~4日後くらいに『やっぱりこの選手どうですか』と話が来て。日本人選手なんですけれどもちろんライト級の選手で。僕的にはリスクが強い選手なので、リスクがある割にはメリットがない。外国人選手に2連敗していてその復帰戦という位置づけにしたい僕の中で、強い選手でリスクもあるし、いろいろな意味で美味しくない相手だと悩んだ」  つまり、試合をしたいとのリクエストを出して準備をしながら待っていたところ、今回は相手を用意できないとなって一度気持ちが途切れたところに試合のオファーが舞い込んできたという。しかも、その相手は矢地にとってメリットはないが、盛り上がるような相手だったとのこと。 「チームと話し合って、やろうと、2日後くらいにやりますと。カード的に盛り上がると思ったので、これならふさわしいカードだと思ったので。その大会に華を添えられればいいかなと」との想いで試合をOKした矢地だったが、「その選手とそのチームとの契約の問題で難航していますと。でも選手本人は出たいと言っているということで」と、雲行きが怪しくなってきた。  9月6日には記者会見も決まり、うきうきしていた矢地だったが、会見の前日に発表が延期になったと聞かされ、さらに12日には試合がキャンセルになるという事態に。そのため上記の愚痴ツイートになった。矢地は試合が流れて残念だと言いたかっただけだったが、「誰なんだとわちゃわちゃなりまして」と思わぬ騒ぎに。  さらにその後、「そのツイートにある選手が絡んできて。2~3日前に試合をした選手なんですけれど、試合できますよって言うからすぐリプしないで、俺的にもありがたかったし、いろいろな意味で美味しい相手、凄いトップ選手だし、いつか戦う選手だと思っていたのですぐRIZINに連絡して、組んでくれないですかねと言った」と、自分が代わりに矢地と試合をしようかと名乗り出た選手がいたため、試合の準備を整えていた矢地は渡りに船とばかりにRIZINに交渉をお願いしたという。  しかし、「掛け合ってくれたんですけれど、結局、昨日それも交渉が上手くいかず試合は出来ませんとなりまして」「そんなに煽って来て、結局できないんかいって俺的には意味が分からないわけ。期待しちゃったし」と、こちらの試合も消滅。その愚痴が14日の愚痴となった。  12日と14日のツイートはそれぞれ別の相手で、試合がなくなった悔しさから愚痴ってしまった矢地だが「選手は悪くない。契約の問題は仕方がないこと。RIZINも悪くない。頑張ってくれた」と、誰が悪いという話ではなく、試合が合計3回にわたって消滅したことが残念だったということを伝えたかったと説明した。  最初に決まりかけた日本人選手とは、今回のスペシャルなイベントだからこそ戦うことを承諾したため、次の大会では「無し」だという矢地だが「この火種がいつか燃え盛る業火になって実現すればいいけれど」と、いつかの対戦実現へ向けていいストーリーに転化すればいいなとした。  そして「テーマは外国人選手と戦いたい。70kgってなかなか日本人は勝てない。その中で挑戦していきたい」と、強い外国人選手との戦いをメインにやっていきたいと話した。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント