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【RISE】田丸辰vs.数島大陸で初代RISEフライ級王座決定戦、有井渚海が約1年ぶりの試合で彪司と対戦

2022/09/13 23:09
 2022年10月30日(日)東京・後楽園ホール『RISE 162』の対戦カード第一弾が発表された。  初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦3分5R無制限延長Rで、初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)と数島大陸(及川道場)が激突。  田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃を続けてきたが、2019年9月にRISEバンタム級王者・鈴木真彦とRISE王者対決を行い延長戦の末に初黒星を喫した。所属ジムを変えて7カ月ぶりの再起戦となった2020年7月のMASAKING戦で勝利するも、9月の2度目の防衛戦で大崎に敗れて王座を失った。7月の「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」でも1回戦で政所仁に敗れて連敗。前述のように再起を懸けた4月の「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝」で空龍と対戦するも、ノーコンテストとなった。戦績は11勝(2KO)3敗1無効試合。 4月の初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝では、偶発的なバッティングにより田丸が鼻骨を骨折し、ドクターストップによるノーコンテスト。改めて8月大会で再戦が組まれたが、空龍が新型コロナウイルスに感染し欠場となったため、空龍の状況を協議し、田丸が決勝戦へ進出することとなった。  数島は第30回全日本新空手道選手権大会K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝、JAPAN CUP 2017 K-3選抜トーナメント-45kg級優勝の実績を持ち、2020年9月のRISE新宿FACE大会でプロデビュー。2021年7月大会で竜哉・エイワスポーツジムからダウンを奪って引き分けて一気に名を挙げ、11月にはNJKFバンタム級暫定王者・甲斐元太郎に2RでKO勝ち。RISEフライ級で快進撃を続けていたが、今年1月大会で空龍に敗れて初黒星。4月の準決勝では塚本望夢に判定勝ちして決勝進出を決め、8月の大阪大会ではタネヨシキを1Rで壮絶KOした。戦績は8勝(5KO)1敗2分。「キックボクサーは泣かないぜ」の決めセリフを持つ。  バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rでは、CKC 2021 -54kgトーナメント準優勝・有井渚海(ARROWS GYM)とスーパーフライ級9位・彪司(TEAM TEPPEN)が対戦。  有井はキックボクサーとして活躍するかたわら『ABEMA』の恋愛リアリティショー「恋する週末ホームスティ」に出演し、ティーンから絶大なる支持を受けている。10戦無敗の快進撃を続けていたが、2021年7月の「ケージキックチャンピオンシップ(CKC)-54kgトーナメント~新世代王者決定戦」決勝戦で寺山遼冴にプロ初黒星。9月のRISEでスーパーフライ級5位の京介を判定で破り、再起を果たしたのも束の間、11月大会は欠場となって約1年ぶりの試合となる。所属も久保優太や木村“フィリップ”ミノルを育てた名将・矢口トレーナー率いるARROWS GYMとなり、心機一転で臨む。  彪司はTEAM TEPPEN内では珍しく荒々しいスタイルで戦うファイターで、昨年行われた『STAND UP』の「King of Rookie 2021」で-53kg級トーナメントで優勝。前戦の4月2日『RISE ELDORADO』ではWMC日本スーパーフライ級王者の佐藤九里虎を1ラウンドKOで下している。今回から階級を上げバンタム級でタイトルを狙う。戦績は4勝(1KO)1敗。  スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rでは、同級8位・金子梓(新宿レフティージム)と第4代DEEP☆KICK-53kg級王者・長谷川海翔(誠剛館)が対戦。  金子はRISEスーパーフライ級新設時からこの階級を盛り上げてきた第一人者で、田丸辰と初代王者を争った経験もある。空手とレスリングをバックボーンに持ち、田丸に敗れるまではデビュー以来8連勝を記録していたが、タイトルを逃してからは55kg転向などでスランプが続いた。2021年は匠朗、鳩に連勝したが、7月に大崎孔稀に敗れた。今年3月には『HOOST CUP』に乗り込み滉大と対戦するも判定負け。6月大会で佐藤九里虎をKOして戦績を12勝(2KO)8敗としている。  長谷川はアマチュアで11冠を達成した後にプロデビュー、1年前後で6戦6勝5KOを記録した。3月に元KOSスーパーバンタム級王者&元MA日本バンタム級王者のKING剛に初回TKO勝ち、6月にKAZUNORIに勝利して無敗のままDEEP☆KICK-53kg級王者となった。「無敗のまま引退」を目標と公言している17歳で、戦績は7勝(6KO)無敗。  フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1Rでは4戦全勝の山科直史(極真会館)とShin(team FIST)、バンタム級(-55kg)3分3Rで小只直弥(TBF)vs.福井萌矢(建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)の対戦も決定した。
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