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【ROAD TO UFC】カードシャッフルのバンタム級は準決勝で中村倫也vs.野瀬翔平、風間敏臣vs.キム・ミンウ、フェザー級で松嶋こよみvs.イー・ジャー、ライト級ワンマッチで、SASUKE vs.パラジンも=10月23日(日)夜8時から

2022/09/13 16:09
 2022年10月22日にアブダビのエティハド・アリーナで開催される『UFC 280:オリベイラ vs. マカチェフ』に続き、現地時間の翌日23日(日本時間23日)に『ROAD TO UFC』準決勝ラウンドが実施されることが正式に発表された。 『UFC 280』のプレリムは現地時間22日18時(日本時間22日23時)からスタート。メインカードは現地時間22時(日本時間23日午前3時)開始を予定。『ROAD TO UFC』は、日本時間の23日(日)夜8時と10時から行われる予定(ABEMA配信予定)だ。  優勝者がUFCとの契約を獲得する『ROAD TO UFC』。当初、9月実施予定だった準決勝だが、10月アブダビに決定。一部カードもシャッフルされて変更に。  バンタム級では、6月の1回戦でググン・グスマン(インドネシア)に1R アメリカーナで一本勝ちした中村倫也(日本)は、LDH martial artsを離れ、フリーとして参戦。当初、同じ1回戦でケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)に判定勝ちした風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)との試合が決まっていたが、カードはシャッフルされ、準決勝で中村倫也(フリー)vs.野瀬翔平(マスタージャパン福岡)が発表されている。野瀬は1回戦でウリジ・ブレン(中国)に1R TKO勝ち(※ブレンが右足負傷)している。  また、中村との対戦が変更された風間は、強豪キム・ミンウ(韓国)と対戦する。MMA10勝2敗のミンウは1回戦でシャオ・ロン(中国)と対戦予定もロンの欠場により、不戦勝となっていた。ムン・ジェフンを相手に2勝1敗のミンウは、2019年11月の「Road FCバンタム級選手権試合」でジャン・イクファンを延長R判定で下して戴冠以来、約3年ぶりの試合となる。2つの黒星は判定負け。精度の高い左ジャブでイクファンを制し、三角絞めでジェフンに一本勝ちするなど、打撃、組み・寝技とオールラウンダーのミンウを相手に、風間は得意のサブミッションを軸に優位な時間をいかに作るか。  フェザー級の松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)は、当初の予定通り、イー・ジャー(中国)と対戦する。1回戦でホン・ジュンヨン(韓国)に完勝に近いスプリット判定で勝利した松嶋に対し、イー・ジャーは1回戦でSASUKE=佐須啓祐(MASTER JAPAN)に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。ジャーのボディロックテイクダウンに右手をマットに着いたSASUKEが負傷後に極めた形だが、20勝3敗のレコードが示す身体の強さは折り紙付きで、ここ4年間は風間に敗れたマイマイチツォヘチに2R TKO負け以外、黒星はない。オーソから繰り出す打撃は時折頭を下げたパワフルさを持ちながら、LEGEND FCでは跳びヒザ蹴りも見せている。  ONEで猛者たちを相手に戦い、剛毅會で練り上げた武術空手やフィジカルトレーニングをパンクラスイズム横浜での練習でMMAに融合させている松嶋にとって、1試合毎が進化で勝負の一戦だ。元Road FC王者イ・ジョンヨンらも目指す確実なUFCへの切符獲得に向け、今回も落とせない試合に臨む。  また、「ライト級のワンマッチ」として、SASUKE(日本)vs.パラジン(中国)が決定。ライト級トーナメントでキ・ウォンビンと対戦予定も欠場したパラジンは24勝4敗。現在中国トーカル大会で15連勝中で、ライト級より2ポンド重い157ポンドのJCKライト級王者となっている。現修斗世界フェザー級王者であるSASUKEはUFCへのチャンスを求めてのライト級戦出場となる。  同トーナメントはフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級でスタートし、日本、韓国、フィリピン、タイ、インドネシア、インドのファイターと、中国のUFCアカデミー所属選手が参戦している。  準決勝は2つのエピソードに分かれ、各エピソードにはトーナメントの4試合に加えてトーナメントには関わらない「ワンマッチ」が含まれている。『ROAD TO UFC』決勝については、当初の予定通りとなれば12月開催だが、準決勝が10月22日になったことで、年内実施となれば、かなりタフなスケジュールとなる。UFCでは決勝の日程については「後日発表」としている。 ROAD TO UFC Episode 5 10月23日(日)湾岸標準時15時/日本時間20時 ▼ROAD TO UFCフェザー級トーナメント準決勝 5分3Rイー・ジャー(中国)松嶋こよみ(日本) ▼ROAD TO UFCフライ級トーナメント準決勝 5分3Rチウ・ラン(中国)チェ・ソングク(韓国) ▼ROAD TO UFCライト級トーナメント準決勝 5分3Rキ・ウォンビン(韓国)ジェカ・サラギ(インドネシア) ▼ROAD TO UFCバンタム級トーナメント準決勝 5分3R風間敏臣(日本)キム・ミンウ(韓国) ▼非トーナメント戦 ライト級 5分3Rパラジン(中国)SASUKE=佐須啓祐(日本) ROAD TO UFC Episode 6 10月23日(日)湾岸標準時17時/日本時間22時 ▼ROAD TO UFCフェザー級トーナメント準決勝 5分3Rイ・ジョンヨン(韓国)ルー・カイ(中国) ▼ROAD TO UFCバンタム級トーナメント準決勝 5分3R中村倫也(日本)野瀬翔平(日本) ▼ROAD TO UFCフライ級トーナメント準決勝 5分3Rトップノイ・キウラム(タイ)パク・ヒョンソン(韓国) ▼ROAD TO UFCライト級トーナメント準決勝 5分3Rアンシュル・ジュブリ(インド) キム・ギョンピョ(韓国) ▼非トーナメント戦 バンタム級 5分3Rシャオ・ロン(中国) フェリペ・リマ(ブラジル)
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