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【K-1】神保克哉が中村プロデューサーに直談判、その場で新階級設立が決定「気合いの向こう側の階級にします」

2022/09/13 00:09
 2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の一夜明け会見が、12日(月)都内にて行われた。  -75kg契約3分3R延長1Rで、松倉信太郎(team VASILEUS)に延長R2分10秒、KO勝ちした神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が出席。前夜の試合を振り返った。 「昨日は向こうの覚悟も凄かったですけれど、俺の覚悟の方がスゲェんだっていうのを伝えられたし、ただのケンカじゃねえんだっていうのを、みんなに伝えられたかなって思っています」  試合の感想は「単純に昨日は俺の方が強かったかなって思っています。ただそれだけかなって思います」と謙虚なもので、舌戦を繰り広げた松倉に対して「気持ちも強くて、全然倒れねえなと思って。やっぱり、あれだけ言ってきた仲なので、ああいう感じになったのかなって思います。本当にタフだったなって、気持ち入ってましたね」と称えた。  蹴りをほとんど使わずパンチで勝負した理由は「めちゃめちゃ研究してて、蹴りというか、自分、パンチの方が得意なので、自分のスタイルに持ち込んでやろうと思って戦ってましたね。それがうまくハマりました。相手のよさを消して、俺のいいところを活かすみたいな感じで戦いましたね」と作戦だったという。  試合を終えた今、松倉に対して「彼と呼びますけれど、彼とはもう一回やりそうなので。こっちもいつでも準備して、彼も一緒に75kg、盛り上げたいですね。今はそんな感じです」と“同志”の意識も芽生えたようだった。  そして長らく訴え続けてきた-75kgの新階級設立について聞かれると「もし、これで-75kgが出来なかったら、本当に中村Pの家にカチコミに行こうかなと思ってるんですけれど、もうここで決めちゃいましょうか。ちょっと中村P、いないすか、今日? ちょっといいすか、来てもらって。ここで決めちゃいましょう。中村P、俺の覚悟、見せたじゃないですか? ちょっと、ここでいいですか、一言」と、中村拓己K-1プロデューサーを壇上に呼び出す。  中村Pはマイクを持つと「僕も家にカチコミされるといろいろ迷惑がかかってしまうので(苦笑)。僕は対戦カードが決まった時に、覚悟を見せて欲しいということを言って、試合前の2人のコメントだったり、昨日の試合でも覚悟は伝わってきました。僕も覚悟を決めて、これから名称だったり、いろいろ考えますが、-75kgは作りましょう。ということで-75kg新設でいきます。みなさん、よろしくお願いします」と、その場で階級を新設することを承諾。  神保は「やったー!」とガッツポーズ。「ということで決まりました! ありがとうございます! そんな感じです」と悲願であった新階級設立に喜びを隠せなかった。  その新階級をどういうようにして行きたいか。そう問われると神保は「みんな、気合いの向こう側が見たいですね。気合いの向こう側の階級にします」と、気合いを超えるような階級にしていきたいと話した。
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