ラジャダムナンスタジアムで4階級制覇、WBCムエタイ世界は3階級制覇を達成しているジョムトーン
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の一夜明け会見が、12日(月)都内にて行われた。
スーパー・ウェルター級3分3R延長1Rで、アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)に1R3分2秒、KO勝ちしたジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)が出席。前夜の試合を振り返った。
「昨日は、試合前は緊張していたが試合を終えてやっと緊張が解けた感じだ。自分の試合映像を見返したが、自分の蹴りが当たってカウントが入ったんだけれど、自分にはあまりそういった感触がなかったのでちょっとビックリした」
自分の名前がトレンド入りしていたことには「3年間試合をしていなかったが、そうやってみなさんに注目してもらえてよかったよ」と言い、今後については「K-1の3階級制覇。65kg、67.5kg、70kg全部のベルトを獲りたいと思っている」と、自身のベルトコレクションにK-1の3本も加えたいとした。
何年以内にその目標を達成したいかと聞かれると「いつでもその3階級の準備はできているので、特に何年以内というわけではなく、すぐにでもタイトルマッチをやりたい」と、3階級のどのタイトルからでもいいからすぐに挑戦したいという。今回の試合では前日計量で69.6kg。33歳という年齢で65kgまで落とせるのかとの質問には「これまで長く戦ってきて、その中でスポーツ学もきちんと勉強してきたので減量に関しては全く心配していない」と断言。
日本ではブアカーオ、ゲーオなどのタイ人選手が人気を得たが自分もそうなりたいかと聞かれると「そう思っている。自分はタイで有名な選手の一人だと思っているが、こうして日本でK-1で戦う以上、3本のベルトを獲って有名になりたい」と、彼らのように活躍していきたいと話した。
同大会に出場したK-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海については「昨日も試合を見たが、これまで数多く戦ってきたので、見れば大体その選手がどういう選手かは分かる。昨日見て特別な感情は持たなかったよ」と言い放った。
なお、「ジョムトーン」のリングネームの意味は「簡単に言うと財産、資産、宝という意味だが、それをどんどん増やしていく、育てていくという意味」だと言い、“お金が集まる・稼いでいく”というような意味だそうだ。タイの“レインメーカー”といったところか。