2022年9月11日(日)横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の第17試合スーパーファイト-56kg契約3分3R延長1Rで、ジョーダン・スウィントン(イギリス/Look Boral)と対戦するK-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が公開練習を行った。
6月19日の『THE MATCH 2022』では鈴木真彦との接戦に敗れ、大舞台で勝利を掴むことが出来なかった金子。東京ドームでの闘いを「いい経験になった」とする一方「結果がすべてなんで、そこは反省すべき試合だった」と振り返り、大会翌日から練習を再開したという。金子は復活へ向けて「トレーナーさんも変えて、一からやり直そうと思った」と、K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフでの練習に加えウィラサクレック・フェアテックスジム(WSRジム)での出稽古もスタート。
「タイ人とは気が合うというかいい感じなんですよ。それでWSRさんに出稽古にいかせてもらっています。試合間隔が短いといえば短いですけど、思ったよりいい感じで調整できているし、試合スパン関係なく、今やっている練習が合っていると思います。全然手応えは良いんで、前回と(動きは)違います」と手応えを感じている。
対戦相手はイギリスのジョーダン・スウィントンで、金子にとっては初の国際戦になる。またスウィントンは金子同様にパンチ主体のアグレッシブなファイターで「楽しみですね。(スウィントンは)ガンガンプレスをかけてくるし、噛み合うと思います。あっちが来たところを思いっきり打つ。そこでしっかり倒したいですね」と真っ向勝負したうえでKOすると宣言した。
『THE MATCH 2022』での敗戦を経て、金子の復活劇を期待しているファンも多い。金子自身も「期待を裏切っちゃったファンのためにもっと強くなったところを出さなきゃいけないし、前回から3カ月ですけど変わったところを見せなきゃいけないし、もちろんKOで終わらせたい」とKOでの復活を誓う。
また同日にはスーパー・バンタム級のライバル 玖村将史の試合も組まれており「(玖村の試合を)意識しているというか比べられると思うので、それぞれ相手は違うけどインパクトを残さないといけないと思います。いい勝ち方をすることが絶対条件。絶対KO、それしか考えてないです」とKO勝利を己に課した。
この試合のテーマを聞くと「今回自分のなかでも色々やってこうと思っているので、一言でいうなら…“スウィントン”ですね。試合を見てもらえれば意味が分かると思います」と天然? ぶりを見せつけた金子。「いい試合をして6月から強くなったところを見せたいと思います」とファンにメッセージを送った。