共に7連勝中の笠原と常陸が激突(C)シュートボクシング協会
2022年9月17日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.4』の対戦カード第2弾が発表された。
出場が決定していたSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の相手はRISEスーパーフェザー級2位・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)に決定。
笠原は11戦目で敗れるまではプロデビュー以降10戦全勝をマーク。2019年6月には国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じた。5連勝の勢いに乗って2020年7月、那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就いた。2021年2月に『REBELS』の栗秋祥梧に完勝、、4月にはRISEランカーでDEEP☆KICK 57.5kg王者の宮崎就斗に勝利、そして12月に王座決定戦を制してSBで2階級制覇を達成した。今年3月にはRIZINに初参戦し、豪快な飛びヒザ蹴りで初回TKO勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではKrush王者の中島千博から勝利を奪っている。戦績は20勝(10KO)2敗のサウスポー。
常陸はテコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。2019年7月に清水将海にKO勝ちしたのを皮切りに、今年4月に石月祐作に初回KO勝ちして現在までひとつの引き分けを挟んで笠原と同じく7連勝中。YA-MANと同門の強打の持ち主。戦績は8勝(6KO)2敗1分。
7連勝と勢いに乗る者同士の対戦となった。
また、山田ツインズの兄、彪太朗(シーザージム)はRISEフェザー級5位・宮崎就斗(TARGET)との対戦が決定。
山田は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。その後は元貴、田渕神太を破ったが、12月の川上叶戦で延長戦の末に惜敗。今年2月には翔にリベンジを果たしている。さらに6月には初参戦の蒼士を判定に破った。戦績は8勝(2KO)2敗1無効試合。
宮崎は2011年11月デビューのベテランで、「第5代RISEバンタム級王座決定トーナメント」に出場するなど早くから活躍。元RISEフェザー級王者・工藤政英、現バンタム級王者・鈴木真彦らとも拳を交えた。2021年9月に無敗のホープ奥平将太に判定勝ちし、ベテラン健在を証明。11月には梅井泰成にTKO負けを喫したが、今年3月にはDEEP☆KICKで麻太郎からKO勝ちを収めた。戦績は25勝(8KO)18敗2分。これまでにシュートボクシングには4度参戦し笠原友希、伏見和之や内藤大樹といったSBトップどころと激闘を繰り広げている。現DEEP☆KICK-57.5kg王者。