【RISE】念願の試合が実現した緑川創「思い切りぶつかり合って勝ちに行きたい」、迎え撃つイ・ソンヒョン「2人のうち1人は倒れる」

　2022年8月28日(日)東京・後楽園ホール『RISE 161』の前日計量＆記者会見が、27日（土）都内にて14：00より行われた。 　セミファイナル（第10試合）SuperFight!のミドル級（-70kg）3分3R延長1Rで対戦する、RISEミドル級王者イ・ソンヒョン（韓国/RAON GYM）は69.85kg、同級5位・緑川創（RIKIX）は69.9kgで計量をパス。 　続いての会見で緑川は「明日は70kg王者のソンヒョン選手と対戦します。王者どうこうよりもイ・ソンヒョンという男とずっと試合したいと思っていたので、明日は思い切りぶつけていこうと思います」と、念願であったソンヒョン戦実現に気合いが入る。 　ソンヒョンは「緑川選手の試合映像は見た。かなり前から彼のことは知っているし、ベテラン選手ということも知っている。明日の試合を興奮してドキドキして待っているので楽しみにしていてください」と、以前から緑川のことは知っていたという。 　緑川は「2～3年前からRISEに上げさせてもらって、ずっとソンヒョン選手と試合がしたかったので全ての想いをぶつけたい」と、やっと実現した試合で「小細工しても勝てる相手ではない。思い切りぶつかり合って勝ちに行きたい」と真正面から挑むと宣言した。 　一方のソンヒョンも「緑川選手が自分にラブコールを送っていることは知っていました。どんな選手でも僕と対戦したいのであればいつでも受けます」と誰とでも戦うとし、「2人のうち1人は倒れると思っています」とどちらかがKOされる試合になるだろうとした。 　来年2月11日に引退することを表明している緑川は「来年2月で引退するので、もしかしたらRISEもこれがラストかもしれません。なのでソンヒョン選手と思い切りぶつかり合える試合を組んでいただいたので、緑川創という人物の戦う姿を全部見せたいと思います」と、RISEでのラストマッチになるかもしれないこの試合に、自分の全てを懸けると言い放った。 　最後にも緑川は「明日は緑川創の全てを出して思い切りぶつかって勝ちたい」との決意を語り、ソンヒョンは「コロナの影響で長い間RISEに参加できなかった。関係者とファンに王者の場を守ってくださってありがとうと伝えたいです。3年ぶりですが、3年という時間に悔いがないように最高の試合をする」と、ソンヒョンも来日できなかった3年間で溜めたものを全てこの試合にぶつけるとした。