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インタビュー

【ONE】5連勝中の王者タン・リー「サークルに入れば僕の圧を感じるだろう」×ONE6連勝中の挑戦者タン・カイ「彼の顎は弱い」=8月26日(金)シンガポール

2022/08/24 20:08
 2022年8月26日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE 160: Ok vs. Lee』のファイトウィークに入り、コ・メインの出場選手がメディアインタビューに答えた。 ▼ONE世界フェザー級(※70.3kg)選手権試合 5分5Rタン・リー(米国)王者・13勝2敗タン・カイ(中国)挑戦者・14勝2敗  ONEフェザー級王者のタン・リーは、2020年10月にマーティン・ニューイェンを3R、左右フックの連打でTKOに降し、王座奪取、ベルトを巻いた。  父からテコンドーを、ライアン・ホールから柔術を習ったというベトナム系米国人ファイターのリーは、“ノックアウト・アーティスト”として知られ、2019年5月のONEデビュー以来、ユサップ・サーデュラエフ、朴光哲、高橋遼伍、ニューイェン、さらに3月の前戦ではゲイリー・トノンの足関節にも対応し、1R、パウンドによるKO勝ち。ONE5戦負け無しの戦績を持つ36歳だ。 タン・リー「判定になったことは一度もない」 「(対戦相手の)タン・カイには、武器がたくさんある。スピードもパワーもあるし、動きがシャープだよね。特に左の蹴りとかフックは危険だ。キム・ジェウォンとの試合では右からの左フックで仕留めていたね。素晴らしいストライカーだよ。  僕の戦績を見てもらえればわかると思うけど、1R KOっていうのはいくつも成し遂げてきた。いくつか2R KO勝ちもあるけど、判定になったことは一度もない。サークルに入れば僕の圧を感じるんだろうね、それが何かを引き起こしていると思うよ。前に出てきた選手たちを今までKOしてきた。今回はどうなるかな。  僕はこれまでの試合で全然グランドスキルを見せてきていないから、周りが(僕のグラップリングについて)何かを言ってきてもそれは責められないよね。前回の試合(ゲイリー・トノン戦)で少しだけ僕のグラップリング技術を見せるチャンスがあったよね。僕は打撃も持っているし、マットの上では危険な選手、そして知識も経験も豊富だよ」 タン・カイ「打撃スキルは僕の方が明らかに優れている」  対する26歳のタン・カイもONE6戦負け無しの強打者。イ・スンジョンを2R KOに下すと、エドワード・ケリー、ケアヌ・スッバに判定勝ち、高橋遼伍を右ストレートで1R TKO。ユン・チャンミンも1R TKOに下すと、2022年3月の前戦では、キム・ジェウンを1R 左右のワンツーでマットに沈めている。 タン・リーの持っているBJJ黒帯は聞こえはいいけど…… 「打撃のスキルで言えば、タン・リーよりも僕の方が明らかに優れている。自分のスタイルを緻密に持っているし、彼よりも強いストライカーだと信じている。タン・リーの弱点は、まず年齢。ピークの年齢をすでに過ぎてしまっている。そして、彼の顎は弱い。あの顎を仕留められれば、完全勝利だ。全く問題ないね。  タン・リーの持っているBJJ黒帯は聞こえは良いよね。でもサブミッションするにはまずテイクダウンが必要だ。彼が僕をテイクダウンすることは、まず不可能だよ。レスリングは僕の方が優れているけど、この試合で使う必要はないだろうね。もし僕がテイクダウンを一つでもしたら、犬って呼ばれても仕方ない」 ■ONE 160: Ok vs. Lee8月26日(金)午後9時30分~ABEMA格闘チャンネルで生中継 ■ONE Fight Night 1: Moraes vs. Johnson8月27日(土)午前9時~ABEMA格闘チャンネルで生中継
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