エドワーズ「英国でもチャンピオンになれるって言っただろ?」
歓喜のエドワーズはマットに座り込んで涙。ベルトを肩にかけると、ジョー・ローガンのインタビューに「言葉に出来ない。長い長い4年間だった。みんな自分のことを疑っていた、自分には無理だと言っていた。今の俺を見てくれ。パウンドフォーパウンドを倒したんんだ! ナンバーワンのヘッドショットだ。ここまで鍛えてきた、やることをやってきた。人生を賭けてここまでやってきたんだ。チームメイトのために、英国のために、やったんだ。パウンドフォーパウンドはもういない。ベルトは誰かの絶対的な所有物じゃない。やったよ。
🗣 DOUBT HIM NOW!
— UFC (@ufc) August 21, 2022
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言った通りになっただろ? 神が味方をしてくれたと思った。パンデミックもあり、2年間、何も出来なかった。ジャマイカで生まれ、何も無いところから出て来た。この日をずっと待っていた。ダナ、ありがとう。何も無かった俺にチャンスを与えてくれて。苦境を乗り越えて来たんだ、やり遂げるまで頑張ってきた。見てくれ! これは俺の後に続く人々のためだ。英国で練習していてもベルトを獲れると言っただろう? 母さん、あなたのためにやったんだ!『人生を変える』と言っただろう? 今の自分を見てくれ!」と歓喜の言葉を語った。
Watch as @Leon_EdwardsMMA speaks to his family for the first time after becoming the undisputed WW champion of the world 🌎 #UFC278 pic.twitter.com/wXnxuxcvv0
— UFC (@ufc) August 21, 2022
控え室に戻るときには、ベルトを片手に母親に電話。「なぁ、言っただろ? 母さん、『俺は勝つ』って。母さん、俺やったよ」と涙を流した。
試合後の会見では、「俺はジャマイカで何も持たずに生まれた。家はトタン屋根で木造の小屋だった。そこからすべてが始まっているんだ。だけど、今の俺を見てくれ。パウンド・フォー・パウンドのトップをヘッドショットでKOしたんだ」と、辛苦のなかでベルトを掴んだ想いを語った。
さらに、「自分が子供の頃と同じような立場にいる子供たちに、“何もないところから来ても世界のトップに立つことができ、人生でなりたいものになることができる”ということを証明したい。旅は、自分が始めた場所で終わる必要はないんだ。両親や家族の足跡をたどる必要はない。一生懸命に努力すれば、家族の未来を変え、人生でなりたいものになることができる」と、恵まれない環境からも懸命に努力すれば、自身が望む人生を掴むことができると、後進に訴えかけた。
また、試合前にジャマイカの英雄ウサイン・ボルトから激励の言葉を受けていたことも明かしている。