2019年6月23日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2019 act.3』の前日計量&記者会見が、22日(土)都内にて17:00より行われた。
第2試合の66.0kg契約3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本女子ライト級1位・未奈(秀晃道場)は66.0kgジャスト、キム・ジュヒョン(韓国/Ace gym)は64.85kgでそれぞれ計量をクリアー。
普段の試合体重よりも重い66.0kgで楽々と計量をクリアー 未奈は女子大生ファイターとして2010年10月にプロデビュー。“東北の剛腕美女”の異名を持ち、女子離れしたパンチ力で連続KOを飾ったとともにその端正なルックスでも注目され、雑誌グラビアを飾った。2011年8月からはSBを主戦場とし、戦績は11勝(4KO)8敗。昨年のGirls S-cupではMMAルールに初挑戦してKO勝ち。今年4月大会ではイェジン・ハンから大差の判定勝利を収めている。
対するキムは5勝1敗の戦績を持つ19歳とまだキャリアは浅いが、ボクシングベースのパンチを得意とし、韓国で行われたアマチュアボクシング大会「スピリットボクシングチャンピオンシップ」でMVPを2度、ktk(KOREA KYETOKI)アマチュア中級トーナメント優勝などの実績を持つ。ボクシングだけに飽き足らず、柔術でもキャリアを重ね、釜山オープン柔術白帯の部では金メダルを獲得しているという。
普段60~63kgで戦っている未奈だが、今回は66.0kg契約。そのことについて聞くと「相手が大きくて相手に合わせたので、今回私は減量していないんですよ。でも相手が私より軽くてびっくりしました。じゃあ、契約体重もっと軽くていいじゃん! って思いました」と拍子抜けしたと言い、「普段通りの体重なのであまり変わらないと思います」と普段練習している通常体重なので動きには影響ないという。
キムは服を着て1.15kgアンダーの64.85kgで計量をクリアー 対戦するキムについては「アマチュア時代の試合映像は見ました。あまり印象ないです。身長が大きいなくらいしか」と、それほど警戒するものはなかったと言い、「今回は倒したいです。KOしたいです。その準備はしてきました。正しい方が強いので正しい方が倒すと思います」と、正しい練習をしてきた方がKO勝ちすると話し、自分がKOしたいと意気込んだ。 また、もうひとつの女子マッチ、第1試合の女子ミニマム級(48.0kg)3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本女子ミニマム級1位MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ)は47.3kg、MAX FCフライ級王者パク・ユジン(韓国/Gunsan X-gym)は47.0kgでそれぞれ計量をクリアーしている。 7月21日(日)東京・浅草にある花やしき花劇場での開催が決定した“女子格闘技の真夏の祭典”『Girls S-cup 2019』出場に向け、弾みを付けることができるか。<関連記事>“東北の剛腕美女”未奈、韓国ボクサーを相手にフルボッコ宣言“女子格闘技の真夏の祭典”『Girls S-cup 2019』7月21日開催決定、MISAKIが前哨戦に臨む