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【GLORY】直樹が現地から必勝を宣言「僕と大阪の4人の計5人で世界一の団体RISEということを証明したいと思います」

2022/08/18 21:08
 2022年8月20日(土・現地時間)ドイツ・デュッセルドルフのブルク・ヴェヒター・カステロで開催される『GLORY 81』に出場する、RISEライト級王者・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が現地からリモートインタビューに答えた。  日本から約7時間遅れ、取材時は朝の10:30だという直樹は「ホテルの人も親切で充実しております。デュッセルドルフはヨーロッパ最大の日本人街があって30人に1人は日本人だって調べて来たんですけれど、今のところは日本人と会ったのはホテルのお寿司屋さんの大将だけですね」と元気そうな姿を見せた。現地には3人のセコンドが帯同している。  最終調整は「ホテルに湯船もついていて体重を落とすことも出来るし、外の広場で軽く動きました。体重は水抜きもないくらいで、24時間後に計量だけどあと1kgくらいなので朝食もガッツリ食べられました。今回は65kg契約(直樹は通常-63kgのRISEライト級)なので無理がないし、ビビって早めから落としたのでコンディション不足もないです」と、減量の心配もなく好調を維持。  食事も特に問題なく「こっちにはサンドイッチとソーセージとハムくらいしかなくて。でも減量中なのでそれは食べないで、フルーツをいっぱい食べています。後はリカバリー食でパックのごはんを13パックくらいとレトルト食品を持ってきました。普段は絶対に食べないカップ麺も一応持ってきちゃいましたね。減量はだいぶ余裕なので、食いたくなった時にないのは嫌だなと思って。本当に食うかどうかは分からないけれど持ってきちゃいました」と、備えあれば患いなしだ。そのぶん「本当は日本人選手らしく空手衣で入場も考えたんですが、荷物が多いのでやめました」と持てなかったものもあった。  実は「試合どころか海外へ行くことが今回初めてで。試合は東京と横浜だけで大阪でも試合をしたことがないです(笑)」だという直樹。「飛行機に乗っている時間が20時間あったので、それだけでキツい部分はあったんですけれど、着いてしまえばまあ何とか。帰りもあの飛行機に乗るのかって不安はあるけれど」と、何もかもが初めてだという。  それでも「海外だから云々は全く感じてないですね。ホテル内で会見も計量もあるし、試合会場にも迎えに来てくれるし、むしろラクチンだなってくらいですね」と何のストレスもないとする。  海外での試合対策として「日本を出る1週間前から、試合が日本時間のAM3:00なのでAM3:00に散歩やシャドーをしていました」と、試合時間に身体が動くようにしていたと言い、「RISEの伊藤代表にそれだけは気を付けろと会見の時に言われて、代表の言いつけは守りました。でも、その時間にシャドーをしていたら朝刊の配達人に『なんだコイツは』という目で見られましたね(笑)」とのエピソードも。  対戦相手については「最後の試合が2年前なので、映像は何回も見ても変な擦り込みになるのであまり意識してないです。自分の戦い方が出来ればということで。どういうファイトスタイルかは分かります。日本でも試合をしているんですが(2018年3月のK-1で郷州征宜に判定負け)、その時は1週間前に強引に体重を落として戦える状況ではなかったと聞いたので、中国で世界王者になった試合とかを参考にしています」と、相手よりも自分の試合をすることに集中。  GLORY特有のキャッチからの連続攻撃がある程度認められる(RISEはワンキャッチワンアタック)ルールに関しては「元ムエタイ王者なのでそこは対応できます」と自信あり。GLORYルールの詳細は分からないと言うが「倒せばいいでしょう。倒せる武器はバッチリ出来ています」とした。  アウェイでの戦いになるが「覚悟は別に。何を言われても言葉が分からないし、悪口を言われてもそれは問題ないかなと。それよりも判定の部分があるので、ダウンなりKOなりで明確に勝ちたい」と、場内の雰囲気よりもホームタウンデシジョンが心配だとした。  この参戦を機に「1回で終わるつもりじゃないし、ここで勝ってGLORYのランカー、タイトルマッチに絡んでいければ最高です」と、GLORYの舞台でも活躍していきたいとの野望も。 「期待に応えるメラメラ感がハンパじゃないです。ねちゃめちゃ大チャンスだなって感じ。日本で外国人とやるチャンスはあったけれど、相手の地元で勝つから価値がさらに高まる。GLORYに出て勝った日本人は何年前なのか分からないくらいなので、そこはウキウキです。楽しみです。世界の舞台にチャレンジなので、GLORYは世界最高の団体だと思っているのでMMAで言うUFCに出るような感じじゃないですか。だからもっともっと注目して欲しいですね」  21日にはエディオンアリーナ大阪で『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』が開催され、日本vs.世界をテーマに4対4マッチが行われる。直樹は「気になりますね。日本vs.世界4対4でやってるけれど、自分の中では俺も含めて5vs.5だと思っているので仲間外れにしないでくれよと思います。僕の試合が21日のAM3:00とかなので。試合数時間後に大阪が始まるので先陣を切って勝とうと思います」と、自分の試合は日本vs.世界の先鋒戦だとの位置づけだ。 「まずは勝つことが大前提。もちろんいい勝ち方をするにこしたことはないけれど、勝たないと始まらない。今回は勝つことが大前提です」と必勝を誓う直樹。  8月15日には日本のU-NEXTがGLORYと配信パートナー契約を締結、このドイツ大会から全試合ライブ配信されることが発表された。 「持ってるなと思いましたね。僕の試合に間に合うようにGLORYも動いてくれたみたいなのでありがたいです。ファンとか家族とか誰も見られない状況だと寂しいので、日本でも見てくれていると思うと力になります。U-NEXTで放送してくれるということで、時間が時間ですが、UFCに出る日本人と同等だと思っているのでそこで勝利するところをぜひ見て欲しいです」  そして最後に「今回GLORYで日本人の強さを見せつける戦いをして、日本へ帰って来たいと思います。日本vs.世界の先鋒として僕も合わせて5vs.5だと思っているので、THE MATCHでRISEが日本一強い事を証明してくれたので、今回はRISEが世界で通用することを僕と大阪の4人の計5人で世界一の団体RISEということを証明したいと思います」と語った。 ◆U-NEXT「GLORY 81」 【配信時間】(日本時間) <ライブ配信>2022年8月21日(日)2:00~/プレリム 3:00~/メイン <見逃し配信>配信終了後、準備が整い次第~2022年9月20日(火)23:59
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