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ぱんちゃん璃奈とMISAKIが“因縁の対決”から2年、試合を振り返る「嫌いになりましたもん」(ぱんちゃん)「私もです」(MISAKI)

2022/08/18 17:08
 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が、2020年8月にREBELS-BLACK(現在はKNOCK OUTと統合)女子46kg級初代王座決定戦を争った因縁の相手、初代シュートボクシング日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)を自宅訪問した。  現在ぱんちゃんは47.5kg、MISAKIは45.0kgで戦っているため再戦の可能性はほぼないということで、名古屋を訪れていたぱんちゃんがMISAKIに連絡を取ってYouTubeでのコラボが実現したという。 (写真)当時の状況や試合を振り返る2人。ぱんちゃんの打ち明け話にMISAKIはビックリ(C)ぱんちゃん璃奈「拳を交えた相手とプライベートで会うなんて初めて」というぱんちゃん。対談は序盤から「試合までの半年間がめっちゃピリピリしたじゃないですか。嫌いになりましたもん」とぱんちゃんが言えば、MISAKIも「私もです」とぶっちゃける。 「お互いのファンがお互いを攻撃していた」(ぱんちゃん)、「けっこう勝手にみんな喧嘩したりとか」(MISAKI)とファンをも巻き込んで盛り上がった一戦の裏話となり、「練習で毎日泣いていた」というぱんちゃんは、MISAKIと対戦した選手に連絡して試合映像をもらって研究することまでしていたと告白。これにはMISAKIも「攻略されていたんですね」とビックリ。  MISAKIはぱんちゃんに負けたことがきっかけとなってスタイルをチェンジしたと話し、ぱんちゃんは「終わった後も気になっていて全部試合見ています」と今も気になっているという。  この試合は知名度を上げていたぱんちゃんが、当時女子48kg級で国内トップクラスにいたMISAKIと戦うということで大きな話題を呼んだ。実績や戦績からMISAKI有利と見られていたが、ぱんちゃんが作戦を遂行して判定勝ち。初のベルトを巻き、ぱんちゃんが飛躍するきっかけとなった一戦だった。  それだけ注目を集めた一戦だっただけに、試合後は思わぬアンチコメントを多数受けたという2人。「試合の映像は見ないでください」と笑い、「計量が(盛り上がりの)ピークだった」と振り返る。 (写真)バキバキすぎる2人の前日計量。男子の王者を多数育ててきたジム会長も2人の身体を見て驚いていた MISAKIは「なかなかあんなバキバキの選手いないんですけれど、私の見た限りでバキバキの女子選手ってぱんちゃん選手と(高梨)Knukle(美穂)選手とerika(=名前の後ろにハートマーク)選手。それくらいですよね」と、ぱんちゃんのバキバキボディに驚いたと言えば、ぱんちゃんも「計量の時にMISAKI選手がけっこうバッキバキで。あの時お互い凄いバキバキで、お互い仕上げてるなって思って」と、しばらくは筋肉の話で盛り上がった。  試合内容も振り返り、お互いがどんなことを考えていたかや作戦を打ち明け合い、MISAKIは「私のキャリア、まあまあ女子の中ではあるんですけれど、その中で一番注目されました」とする。ぱんちゃんは「2年ぶりにお会いできて良かったです」と言い、「1年くらいだとまだ嫌いだったかもしれない(笑)」と笑った。  対談の最後には「2年ぶりに試合を見返したら、お互いこの時できる精一杯の力を出していたなと胸がアツくなったので(笑)。この対談を見た後で試合をみんなに見てもらってもいいかなと思えました」と、試合の映像も公開している。  また、MISAKIのチャンネル『みさきん家』ではプライベートな話を中心にするはずが、やはり格闘技の話になってしまう2人だった。
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