2月11日(月・祝)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2019 act.1』の第一弾対戦カードが発表された。
メインイベントに出場するS-cup65kg世界王者・海人(TEAM F.O.D)の対戦相手は、WPMF世界&元ルンピニースタジアムのウェルター級王者ポンシリー・ポーシリポン(タイ)に決定した。
当初、海人が以前に敗れているザカリア・ゾウガリー、チャムアトーン・ファイタームエタイの2選手のどちらかとのリベンジマッチを希望していることを受け、シュートボクシング協会はオファーを続けていたが、両選手ともに試合スケジュールの問題があるなどの理由で、延々と返答が先伸ばしになっていた。これは、実力を急激に付けている海人をかなり警戒しているからだと予想される。
今回決まったポンシリーは、現在保持しているWPMFのほか、ルンピニースタジアム、プロムエタイ協会、海外のPHOENIXといった4つのベルトを獲得した実績を持つ超強豪。現在はラジャダムナンスタジアム認定ジュニアミドル級2位。
超接近戦を仕掛け、ヒジ、ヒザ、ミドル、パンチとトータル的に何でも器用にこなすアグレッシブなファイターであり、2018年8月に初来日し2018年のS-cup世界トーナメントでベスト4の鈴木真治を圧倒している。2月にルンピニースタジアムウィルター級タイトルマッチを行う予定だったが、日本でチャンスを掴むために海人潰しを優先したという。
進化し続ける海人がムエタイ強豪を撃破し、宿敵へのリベンジに向けて好スタートなるか。
【追加対戦カード】
▼65.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R無制限延長R ※ヒジ打ちあり海人(TEAM F.O.D/S-cup65kg世界王者)ポンシリー・ポーシリポン(タイ/WPMF世界ウェルター級王者、元ルンピニースタジアムウェルター級王者、ラジャダムナンスタジアム認定ジュニアミドル級2位)