K-1王者の金子を破り、“55kg無双”へまた一歩近づいた鈴木真彦(C)RISE
2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』にて、SuperFight!のバンタム級3分3R延長1Rでシュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)と王者対決を行うRISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)が公開練習を行った。
鈴木は軽快なシャドーの後、ドラムミットで得意の左フック、左ボディ、右ストレートをパワフルに打ち込んだ。
以下、公開練習後のインタビュー。
――いよいよ大阪のビッグマッチが近づいてきましたけど気持ち的にはいかがですか?
「大阪での試合久しぶりかな。大舞台での試合を終えての大阪にまた戻ってなんで楽しみですね。ワクワクしてます」
――いま鈴木選手の口から大舞台っていう言葉が出ましたけども6月19日の『THE MATCH 2022』効果はいかがですか?
「僕は1試合目で、その後の試合がすごかったじゃないですか。ちょっと印象残せてないんですよね」
――でも先陣を切って対抗戦に出て勝利をあげた意味ではものすごく意味を持つ一戦だったと思いますが。
「そうですね、やっぱり最初は大事だと思ってたので。ただ自分の納得のいく試合ができなかったなっていう悔しさは残ってるんですけど、とりあえず勝ててRISEに1勝を、先陣を切れたので良かったですね」
――大阪戻った後もしくは東京ドームから外出た後とか反応がすごかったんじゃないですか?
「いつもよりやっぱり結構反応も大きくて、反響もありましたね」
――今回もその流れの中での一戦になると思いますけどその辺はどうですかね?
「相手もシュートボクシングのチャンピオンなので、アグレッシブやし面白い試合になるんじゃないかな。盛り上がると思います」
「練習もないんですよ。でもお互い大阪でチャンピオンなので意識はしてたかしてなかったかと言われたら、いずれ戦うやろうなという感じではありましたね」
――その植山選手、去年は鈴木選手の司令長官ともいえる京谷選手も戦っていますけどその試合はどのように見ましたか?
「途中で終わってしまった部分もあって、でも何でもできる上手い選手っていうイメージは変わってないので。あとパンチ力もあると思いますし警戒してる部分もあります」
――京谷選手からは今回の一戦に関してどんなアドバイスを受けてますか?
「やっぱりパンチ力は結構あるから気を抜かずにしっかり自分の戦いをしろって言われてます」
――この試合のテーマを挙げるとしたらズバリどんなテーマをあげますか?
「圧倒。圧倒したいですね。世界vs.日本っていう形の大会内容なので、鈴木真彦も世界に行く選手やっていうのをお客さんに見せて盛り上げたいです」
――では「鈴木vs.植山」のその後から続く「RISEvs.世界」の試合の内容に負けない一戦を見せる意気込みが強いですね。
「そうですね、特にそればっかり考えてます」
「相手も結構アグレッシブでパンチャーなので軽量級でも派手なKOを見せたいですね」
――先ほども話に出たTHE MATCHのメインで那須川天心選手がキックボクサーとしてのラストマッチを飾って、これから新たなキックボクシング界ってこともテーマに選手が戦っていかないといけないと思うんですけども、鈴木選手は那須川天心なき後のキックボクシング界はどのように捉えてますかね?
「結構一つの時代が終わった感じがして自分の中でも正直ちょっと寂しい部分もあるんですけど、やっぱりしっかり那須川天心選手がやってきたことを越えて行くぐらいのことをしていかないといけないと思うので、まず圧倒的に勝って結果で見せたいと思います」
――鈴木選手は今回の植山戦の後のことは考えてらっしゃいますか?
「世界とも戦っていきたいですし、RISEを背負って出ていかないといけないので、あと一人倒さないといけない選手がいてるので、そこを目標にというかリベンジはしたいなと思ってます」
――いま話にも出た後一人倒さないといけない選手に関して言えば試合後勝って大々的にアピールしたい感じですか?
「その辺は全然考えてないんですけど、とりあえずこの植山戦を集中して。何か言うかなっていう感じですけど何を言おうかな(笑)」
――それでは最後にRISEファン、鈴木真彦ファンに向かってメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。やっぱり鈴木真彦がRISEを引っ張っていく選手になるっていうのを試合で見せるんで、期待しててください」