【プレリム】
▼バンタム級
〇マルコス・ブレノ(ブラジル)
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×ジョシュ・ヒル(カナダ)
プロレスラーの叔父のジェリー・バリアント同様に黄金のジャケットを羽織って入場した9位のヒル。バンタム級GP欠場以来の試合となる。
対するブレノは、先週末の「LFA138」で田中路教に判定勝利したアリー・ファリアスを、2021年の「LFA111」で1R 56秒でKOしている期待の新人。14勝中、8KO、5つの一本勝ちの記録を持つフィニッシャーだ。
1R、ともにオーソドックス構え。ヒルの左ジャブをかわして前に出て左フックを当てるブレノ! サークリングするヒルは早々に鼻血。右ボディ、左フックと対角に打つブレノ。
右から左ボディを突いて効かせると、ヒルのシングルレッグも切り、詰めて左ボディ、ヒルの右にカウンターの左を当てる。金網に詰めてレバー打ちを決めるブレノ。
Impressive display from @Breno_lealBJJ 👀
— BellatorMMA (@BellatorMMA) August 13, 2022
Tune in to the #Bellator284 prelims, brought to you by @MonsterEnergy and fueled by @Cardenas_Market.
🔗 https://t.co/Ht9tHlZcDo pic.twitter.com/3IOmXJMUpO
右ローに合わせて、いいタイミングでシングルレッグに入るヒルだが、簡単に切るブレノは右アッパー、左ボディと攻める。右カーフを返すヒルだが、鼻血が多くなる。踏み込んで右ヒジを下から突くヒル。サウスポー構えからオーソに戻し、右カーフ。ブレノの右ミドルを掴んで右を振る。ブレノのラウンドに。
Name this move by Josh Hill? 👇
— BellatorMMA (@BellatorMMA) August 13, 2022
Tune in to the #Bellator284 prelims, brought to you by @MonsterEnergy and fueled by @Cardenas_Market.
🔗 https://t.co/Ht9tHlZcDo pic.twitter.com/WeVoWW1Iuc
2R、初回同様に前に出るブレノ。ヒルは左ボディはかわして体を入れ替え、左を振り、右カーフキック。右から左ヒジをガード上に当てる。
右カーフキックをこつこつ当てるヒル。左足が腫れ始めたブレノは、ダブルレッグテイクダウン! 右足を挟み、レッグドラッグからサイドにパス。背中を着かせてパウンド。腰を切りフルガードに戻すヒルだがケージに詰まる。
🔥 @Breno_lealBJJ catches Hill with a left hand!
— BellatorMMA (@BellatorMMA) August 13, 2022
Tune in to the #Bellator284 prelims, brought to you by @MonsterEnergy and fueled by @Cardenas_Market.
🔗 https://t.co/Ht9tHlZcDo pic.twitter.com/9sU9mBuRuh
頭を横にズラそうとするヒルだが、上のブレノはインサイドから圧力をかけて細かいパウンド。2R前半はヒルのスタンド、後半はブレノのテイクダウン&パウンドが攻勢だったが。
3R、左前蹴りで牽制するブレノ。さらに右ストレートをガード上に当てるが、ヒルは右カーフキック。ブレノは右ローを返すが、スイッチして前に出るヒルはブレノの右ローを外受け。
しかし、ヒルの入りにブレノは強烈な左アッパー! 後退するヒルはまたも出血。左ボディで入るブレノは、ヒルの右ローをヒザを引いてかわす。右ローを当てるヒル。ブレノはシングルレッグも踏ん張られたヒルにブレノは引き込み、パウンドするヒル、立ち上がるブレノにヒザを打ち込み。スタンドになったところでゴング。
判定3-0(30-27, 29-28×2)で24歳のブレノが勝利。Bellator初陣を飾り、MMAを15勝2敗とした。