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【Bellator】ゴイチ・ヤマウチがネイマン・グレイシーを衝撃KO! ヘビー級モルダフスキーvs.モウリーはNCに。体重超過のマクファーレンはエレンに辛勝。プレリムでブレノ、ダウニーが初陣飾る

2022/08/13 07:08

【プレリム】

▼バンタム級
〇マルコス・ブレノ(ブラジル)
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×ジョシュ・ヒル(カナダ)

 プロレスラーの叔父のジェリー・バリアント同様に黄金のジャケットを羽織って入場した9位のヒル。バンタム級GP欠場以来の試合となる。

 対するブレノは、先週末の「LFA138」で田中路教に判定勝利したアリー・ファリアスを、2021年の「LFA111」で1R 56秒でKOしている期待の新人。14勝中、8KO、5つの一本勝ちの記録を持つフィニッシャーだ。

 1R、ともにオーソドックス構え。ヒルの左ジャブをかわして前に出て左フックを当てるブレノ! サークリングするヒルは早々に鼻血。右ボディ、左フックと対角に打つブレノ。

 右から左ボディを突いて効かせると、ヒルのシングルレッグも切り、詰めて左ボディ、ヒルの右にカウンターの左を当てる。金網に詰めてレバー打ちを決めるブレノ。

 右ローに合わせて、いいタイミングでシングルレッグに入るヒルだが、簡単に切るブレノは右アッパー、左ボディと攻める。右カーフを返すヒルだが、鼻血が多くなる。踏み込んで右ヒジを下から突くヒル。サウスポー構えからオーソに戻し、右カーフ。ブレノの右ミドルを掴んで右を振る。ブレノのラウンドに。

 2R、初回同様に前に出るブレノ。ヒルは左ボディはかわして体を入れ替え、左を振り、右カーフキック。右から左ヒジをガード上に当てる。

 右カーフキックをこつこつ当てるヒル。左足が腫れ始めたブレノは、ダブルレッグテイクダウン! 右足を挟み、レッグドラッグからサイドにパス。背中を着かせてパウンド。腰を切りフルガードに戻すヒルだがケージに詰まる。

 頭を横にズラそうとするヒルだが、上のブレノはインサイドから圧力をかけて細かいパウンド。2R前半はヒルのスタンド、後半はブレノのテイクダウン&パウンドが攻勢だったが。

 3R、左前蹴りで牽制するブレノ。さらに右ストレートをガード上に当てるが、ヒルは右カーフキック。ブレノは右ローを返すが、スイッチして前に出るヒルはブレノの右ローを外受け。

 しかし、ヒルの入りにブレノは強烈な左アッパー! 後退するヒルはまたも出血。左ボディで入るブレノは、ヒルの右ローをヒザを引いてかわす。右ローを当てるヒル。ブレノはシングルレッグも踏ん張られたヒルにブレノは引き込み、パウンドするヒル、立ち上がるブレノにヒザを打ち込み。スタンドになったところでゴング。

 判定3-0(30-27, 29-28×2)で24歳のブレノが勝利。Bellator初陣を飾り、MMAを15勝2敗とした。

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