階級を上げての2戦目で初勝利を狙う江川(左)と2度目のK-1参戦で初勝利を狙うチャーチャイ(C)K-1
2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が、10日(水)福岡市内にて13:00より行われた。
第17試合スーパーファイトのK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、江川優生(POWER OF DREAM)は60.05kgで50グラムオーバーも、その場で下着を脱いで60.0kgジャストでパス。マキ・チャーチャイ(真樹ジムAICHI)は59.95kgで計量をパス。
江川は「前回の敗戦からフィジカルトレーニングとかを取り入れてきて、その分身体がデカくなってしまって減量が大変だったんですけれど、リカバリーも順調で明日は良い結果を見せられると思います。自分自身楽しみです」と、若干の体重オーバーはフィジカルトレーニングの成果もある様子。
「前回は単純に自分の持っている技術を活かせなかったと思います。前回より少しかもしれないですけれど、身体の強さはついたと思うのでそこは楽しみです」と、スーパー・フェザー級で当たり負けない身体を作って来たことで、持ち前の技術が前戦よりも活かせるのではないかとした。
対するチャーチャイは「今回2度目の参戦が決まって嬉しく思う。明日は全力を出し切れるように頑張る」と挨拶し、「自分は練習の中でこれまでムエタイスタイルでやってきた練習をK-1に適応できるような練習に変えた。特にパンチとスピードをつけるという面を力を入れて練習してきた。明日は絶対に勝ちが欲しいと思っています」と、K-1に特化した練習に切り替えてやってきたとする。
9月には同じスーパー・フェザー級で王座決定トーナメントが行われる。そこを意識するかと聞かれると、江川は「この試合でいいところを見せても選ばれるわけではないので。でも今回の良い結果で、スーパー・フェザー級トーナメントに江川も入れたらよかったんじゃないか、と周りが思ってくれればそれでいいです」とし、チャーチャイは「今回は自分も絶対に勝ちが欲しいし、今後も勝ちを重ねていけばこの階級でチャンピオンに挑戦する権利が自分にもくるんじゃないかと思っている」と答えた。