2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が、10日(水)福岡市内にて13:00より行われた。
セミファイナル(第19試合)スーパーファイトのK-1クルーザー級3分3R延長1Rで対戦する、K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)は89.5kg、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は89.95kgで計量をパス。
3年連続出場となるK-Jeeは「K-1福岡大会は俺が主役だと思っています。一番盛り上がる試合をします」と、堂々の“俺が主役”宣言。谷川は「試合が決まってから、この福岡大会に出る全選手の誰よりも練習量も質も負けない練習をしてきたと思っています。日本の重量級、K-1の重量級、日本格闘技の重量級を自分が全部背負っていくんだというのを皆さんに認めてもらえるような試合をしたいと思っているので応援よろしくお願いします」と、自分が日本重量級を背負っていく存在であることを証明したいと意気込んだ。
この試合は日本人クルーザー級最強決定戦と謳われているが、K-Jeeは「特別これを強化したという点はなく、彼(谷川)が目指してる日本最強とは別に、正直日本最強というのは興味ないので、世界最強になるためにフィジカル面だったり、技術面だったりというところを徹底してやっています。全体的にレベルアップしてきました」と、世界最強を目指してレベルアップしてきたという。
谷川は「実戦の練習をかなり積んできて、この試合が決まった時の会見でスパーリングパートナーを募集させていただいたんですけど、見事に反響があってたくさんジムに来ていただけたり、僕が行ったりして。今この場でたくさんスパーリングしていただいた方々に感謝したいです。特にスパーリングを増やして、倒す感覚だったりディフェンスだったりを練習してきたので、感覚が凄く研ぎ澄まされていると思います」と、様々なスパーリングパートナーとスパーを重ねてきたと明かした。
それぞれの試合テーマを聞かれると、K-Jeeは「僕は世界を獲るためにやっているので、この程度のレベルは圧倒してKO勝ちというところがテーマです」と言い放てば、谷川は「まずは日本人最強というのをみんなに認めてもらってから世界に挑戦するべきだと思ってるので、K-Jee選手は強い選手なので気を抜かないのはもちろんなんですけれど、僕がずっと言っている当てさせずに自分の攻撃を当てて、得意のハイキックでK0したいなと思っています」とハイキックでのKOで日本最強の座を奪うと宣言。
K-Jeeには福岡大会を背負う気持ちはあるかとの質問も飛んだが、K-Jeeは「それはリングの上で表現したいと思っている。セミファイナルで試合を組んでもらって嬉しいなと思います。その位置付けの意味をしっかり理解して明日は戦います」と、福岡を背負う男の戦いを見せるとした。