2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が、10日(水)福岡市内にて13:00より行われた。
注目の初参戦を果たすKING OF KNOCK OUT初代フライ級王者・石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)はリミットちょうどの53.0kgで計量をパス。迎え撃つ藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)は52.95kgでパスした。
石井は「明日は初のK-1出場ということで体調も全部万端に仕上げてきました。明日は地元福岡で楽しんで、皆さんに僕のやってきたことを見せたいと思っています」と挨拶。迎え撃つ藤田は「明日は1Rから倒しに行きます」と宣言した。
これまでムエタイルールで戦ってきた石井はK-1仕様での仕上がり具合を聞かれると「今回初のK-1参戦なんですけれど、やることはほとんど変えていなくて、ルールがキャッチもつかんでもダメということで、そこだけは意識してやってきました。ただ練習は何も変えず普段どおり首相撲もやっていましたし、今までどおり仕上げてきたので、明日はやったことがないルールなのでどうなるか分からないですけれど、相手は1Rから倒しにくると言っているので迎え撃ちたいと思います」と、藤田が1Rから倒しに来るならそれに応えるとする。
それに対して藤田は「注目を凄い浴びているので、ここで失神させて恥をかかせます」と言い放つ。
まだK-1にはないフライ級のタイトル。各選手が新設をアピールしているが、石井は「53kgは軽い階級なので注目はどうなるか分からないですけれど、魅せる時なので明日はド派手に勝って、53kgで世界トーナメントをやったら面白い、と皆さんに言わせたいです。明日勝って来年の福岡大会でバンタム級の世界トーナメントをやっていただけるように僕がインパクトを残して、僕がバンタム級を盛り上げたいと思います」と、いい試合をして周りから声が上がるようにしたいという。
藤田は「53kgでもこんな倒し合いがあるんだっていうところを見せたいです。破壊力ですね」と、軽量級にはないと思われているパワーを見せたいと語った。