2022年8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』にて、「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」に出場するファク・スアレス(アルゼンチン)が公開練習を行った。
スアレスは南米の立ち技格闘技イベント『WGP Kickboxing』で活躍するアルゼンチン出身・在住のファイター。多彩なパンチのコンビネーションとローキック、そして打ち合いを好むアグレッシブなファイトスタイルでWGP Kickboxingの-60kgのベルトを巻いた“南米フェザー級最強の男”。
2020年3月の『K'FESTA.3』で、当時K-1フェザー級王者だった江川優生との対戦が決まっていたものの、江川の欠場で試合そのものがキャンセル。今回のK-1フェザー級世界最強決定トーナメントで待望のK-1初参戦を果たす。
試合2日前の心境を「これ以上ないくらいハッピーで、ここにいることが信じられないぐらい幸せだよ。いつも十分な準備をしてから試合に出るけど、今回は舞台がK-1だから、いつも以上のトレーニングを重ねてきたよ」と話すスアレス。
「子供の時からキックボクシングに関わってきて、K-1はずっと自分の夢だった。そのK-1に参加できるのは夢のようだし、一度K-1で試合が決まった時も本当に楽しみにしていた。あの時は試合に出られなかったけど、十分な準備のもと、こうしてK-1に参戦できることが本当に嬉しいよ」とK-1参戦の喜びを露わにする。
そんなスアレスが1回戦で拳を交えるのは現K-1フェザー級王者の軍司泰斗。スアレスは「軍司は欠点の少ない素晴らしい選手だと思う。K-1王者と戦えることは自分にとっても、そしてアルゼンチン人にとっても誇りだ」と軍司をリスペクトする一方「自分も南米で様々なチャンピオンやトップレベルの選手と戦ってきた。しっかり彼の研究をしてきたので自分の勝利を確信している」と軍司攻略には自信をのぞかせる。
準決勝・決勝で対戦したい相手については「軍司選手だけじゃなく対戦する可能性のある選手は全て分析してきた。どの選手と当たってもいいように準備はできている」と全選手との対戦を想定済みで「自分はあらゆる面で日本のファンにアピールできるテクニックを持っているので、今回のトーナメントでファンに自分のことを印象付けられると思う」と続けた。
最後にスアレスは「将来的にはK-1のチャンピオンになることが自分の夢なので、そのためにも優勝して前に進みたい。K-1という最高に素晴らしい舞台で戦えることを嬉しく、光栄に思っている。沢山の方にファンになってもらえるような試合をするよ!」とファンにメッセージを送った。