MMA
インタビュー

【LFA】強豪柔術家とメインで戦う田中路教「この試合に勝って、次にタイトルマッチでベルトを獲って、大きな団体と交渉したい」=8月6日(土)ABEMA配信

2022/08/04 01:08
 2022年8月5日(日本時間6日・朝10時~ABEMA配信)に米国オクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催される『LFA 138』に、田中路教と河名マストが出場する。  バンタム級の田中路教(チームアルファメール)は、UFCを2勝3敗でリリース後、GRANDSLAMで現UFCフライ級のホジェリオ・ボントリンにリアネイキドチョークで一本勝ち。ACBと契約したものの試合が組まれず、2019年3月にPANCRASEでロシアのウラジミール・レオンティブに判定勝ちすると、UFC再契約を目指しLFAと契約。新型コロナウイルスやビザの影響で2年半以上のブランクが空いたが、2021年11月の『LFA 117』でヒカルド・ディアスに判定勝ちし、LFA初陣を飾っている。  しかし、LFA2戦目がなかなか決まらないなか、UFCとコンタクトを取りつつ、ほか団体への参戦も模索するなか、ようやく9カ月ぶりのLFAでの試合が決定した。  対戦相手のアリ・ファリアスは、MMA11勝3敗。 アンドレ・ペデネイラス門下のラモン・レモスの黒帯であるファリアスは、2018年のムンジアルライトフェザー級準決勝でジョアオ・ミアオに勝利している強豪柔術家。「Arzalet Fighting 1」でエルニエ・ブラカにTKO負けも、PANCRASE参戦経験もあるサイモン・オリヴェイラに判定勝ちするなどACB2連勝でMMA5連勝を飾るも、Bellatorと契約したマルコス・ブレノにTKO負け。2021年10月の前戦では、「Cassino Fight 7」でホドリゴ・デ・モウラに2R ギロチンチョークで一本勝ちしている。  7つのサブミッション勝利のうち、リアネイキドチョークでの一本勝ちが5つを数えるフィニッシャーで、田中がポジションを譲った場合、バックを許してのスクランブル、あるいは得意のブリッジでのスイープにも注意が必要な相手だ。  ABEMAのインタビューで田中は、柔術黒帯のファリアスとの試合に向け、「相手が柔術家ですごく強い選手であろうと、僕もグラップラー。そこは変えずにグラウンドで真っ向勝負出来れば」と力強く語った。 [nextpage] 米国で孤独に戦うよりも、日本の放送局が放送してくれて、日本の格闘技ファンが見てくれているのは、すごく力になる ──2021年11月5日(日本時間6日)の「LFA 117: Dias vs. Tanaka」でのヒカルド・ディアス戦以以来、9カ月ぶりの試合が8月5日(日本時間6日)に決まりました。現在のコンディションはいかがでしょうか(※日本時間3日)。 「前回の試合と大きく違うのは、今回の試合は減量幅が結構あることでした。普段は減量幅が10kg無いくらいだったんですけど、今回は大幅に増えていて普段が74~75kgくらいあるので、今回、13~14kg落とすことになったので、そこはちょっと最初、戸惑ったというか、少し苦労したところですね」 ──ここから最後の水抜きの不安は? 「最初はここまで落とすのは初めてのことだったので不慣れなところはありました。というのも、今までは減量に苦労したことは無くて、いっぱい食べても落ちてしまう方でした。なかなか減量という減量をしたことがなかったのですが、ここに来て初めて本格的な減量をやりました。うまくいかないこともあって結構、苦労したんですが、途中から減量の感覚というか、“自分にはこういうのがあっているんだな”というのが、分かってきたので、そこからはうまく練習もこなしながら落とせてきた感じですね。いまのところは順調で、目標の体重までは落とせているので、あとはホテルに入って水抜きをするだけになります」 ──LFA参戦の目的はUFC復帰かと思います。9カ月ぶりの試合が決まるまでの間は、どのようにアプローチしていましたか。 「そうですね……だいぶ前回の試合から間隔が空いてしまったので、この9カ月の間で僕の方もいろいろ動いてはいて、(チームアルファメール)ジムの代表のユライア・フェイバーも、UFCのマッチメーカー(ショーン・シェルビー)にコンタクトを取り続けてもらっているので、そこはだいぶ変わったかなと思います。ただなかなか現状すぐには再契約が厳しいということだったので、試合が決まらないなか、このまま待っていても埒が明かないなと思って、ほかの団体の契約のこととかもいろいろ考えたりもしたんですけど、やっとこういう風に試合も決まったので、いまはまたUFCに向けて、次の試合も戦う意気込みでいます。周囲からも『ようやく試合が決まって良かったね』と言われましたね」 ──今回の対戦相手のアリ・ファリアスは、2018年のムンジアルライトフェザー級準決勝でジョアオ・ミアオに勝利している強豪柔術家です。2018年のACBでは、PANCRASE参戦経験もあるサイモン・オリヴェイラ(三村亘に1R 一本勝ち)に判定勝ちし、2020年10月にはジョニー・キャンベルにも耳の負傷によるものながらTKO勝ちしています。どのような印象を持っていますか。 「すごくレベルの高い柔術家の選手なので、MMAのなかでも柔術の技術を使って一本勝ちをしているような選手だと思います。レベルの高いグラップラーだと思います」 ──そのファリアスにどう戦おうと考えていますか。 「僕の場合は、誰が相手だろうとやることは変わらないと思っているので、今回も前回同様の戦い方をするだけです。僕自身もグラップラーなので、相手が柔術家ですごく強い選手であろうとそこは変えずにグラウンドで真っ向勝負出来ればと思っています」 ──組み勝つ自信も? 「純粋なグラップリング技術だと向こうの方が高いなと思いますが、MMAなので、しっかりテイクダウンをして上を取れれば、というのはあります」 ──フィニッシュのイメージは? 「この9カ月間、だいぶフィニッシュに向けた練習を積んできたので、そこを試合で出せればと思います」 ──LFAバンタム級では、田中選手が気にしていたチームメイトのアラン・ベゴッソがリチャード・パレンシアとの王座決定戦に判定負けし、パレンシアが戴冠もBellator移籍により空位に。その後、2022年5月にダニエル・アルゲタがディエゴ・シウバとの王座決定戦に判定勝利し王者になるも、UFCと契約し、現在は空位となっています。田中選手の米国でのビザの期限が2023年の3月までと聞いていますが、そこまでにUFC復帰に向けたプランはいかがですか。 「来年の3月でビザが切れてしまうので、ここからあと8カ月、UFCからは怪我人が出たときの直前のオファーだったら上げると言われているのですが、この8カ月の間にそれが実現するかどうかは結構、可能性が低いと思うので、この1戦の後に、僕としては出来るならばタイトルマッチをやらせてもらって、ベルトを獲って、大きな団体と交渉が出来ればと考えています」 ──王座戦を決める意味でも、今回の試合も落とせない試合になりますね。 「毎回、試合は落とせないのは同じですが、これから僕が切り拓いていかなければいけない立場にはなるので、そこのためには特に落とせない試合だなと思いますね」 ──同じ大会に出場する河名マスト選手とはロータス世田谷で練習したことがあるのでしょうか。 「そうですね。何度か一緒に練習もさせてもらってますね。僕自身、MMAの彼の試合をまだ観たことがないので何とも言えないんですけど、すごいレスリングエリートで、僕の整体師さんが、河名選手のこともレスリング時代から診ていて、昔から河名選手のことは知っていました。レスリングベースの強みを今回の試合でも見たいなと思います」 ──米国の大会で戦うのに日本人選手がほかにも参戦することは心境に変化はありますか。 「どうですかね……僕はもうだいぶ前から海外で戦っているので、いまはそういう心強さみたいなことはないですけど、たしかに出始めた頃は心強かったような気がしますね。仲間意識はあるので」 ──今大会もABEMAでライブ配信されます。メッセージをお願いします。 「すごい時間が空いてしまってので、ちょっと申し訳なかったなと思いますが、この空いた期間に練習方法とか、いろいろ工夫してだいぶ変わってきているとは思うので、そこを試合で見ていただけたらなと思います。米国で孤独に戦うよりも、日本の放送局が放送してくれて、日本の格闘技ファンが見てくれているというのは、僕としてもすごく力になります。今回も応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」
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