両目の下のあざもまだ生々しい浅倉カンナがパク・シウ戦を振り返った(C)浅倉カンナ
2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.37』の第10試合 「RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP」1回戦5分3Rで、パク・シウ(韓国・KRAZY BEE)に敗れた浅倉カンナ(日本・パラエストラ松戸)が試合から2日後の8月2日(火)に自身のYouTubeチャンネルを更新。試合を振り返った。
「パクちゃん強かったですね。本当に何も出来ず、1Rで効いて正直、試合内容的には自分がただやられているところしか覚えてないんだけど、本当パクちゃんが強かったなっていう」と、1Rから打撃を効かされてしまい試合内容はあまり覚えていない様子。
試合後のインタビューでは「自分の戦い方のイメージはテイクダウンに行きたかったんですけれど、なかなか上手くいかず。勝ちパターンを潰されてしまったので、テイクダウンも上手くいかず、出し切れず負けちゃいましたね」と語っていた通り、「テイクダウンもいつもより上手くいかなくて、最悪のパターンになっちゃったわけ、自分の中で。打撃が怖くなってガムシャラにテイクダウンにいってそれが全部切られて。それが一番キツかったんだけどイメージの中で。まさにそのまんまになっちゃった」と、想定していた最悪のパターンにハマってしまったという。
ダメージについては「頭は相当ね、けっこう効いて。終わった後とかもボーッとして、シャワー浴びたんだけど『あれ? さっきシャワー浴びたんだっけ?』みたいな。けっこうダメージはあると思うので」と、少し前の記憶があいまいになるほどだった。
(写真)ローキックで紫色に変色して腫れた太ももを見せる(C)浅倉カンナ
試合後のインタビューでは目の下のあざがめだっていたが「折れてはいないってメディカルで言われた」と骨折はなさそう。しかし、ローキックをもらった左足を見せると紫色に変色して腫れあがった太ももが痛々しい。「身体は痛いです。朝、頭もめちゃくちゃ痛くて」と、かなりのダメージがあったようだ。
そのため「周りの試合も見てて日本人で自分だけ負けちゃったからそこも悔しいし、今回はゆっくり休もうかなと。今回はゆっくり休みます。いろいろ分からなくなってきたから…それも含めていろいろ考えてちょっと休んで。またすぐ頑張るとは言えないけれど、またリングに戻るのでまたよろしくお願いします」と、今回はダメージを回復させることも含めて試合期間を空けたいと言葉を結んだ。