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【RIZIN】三浦孝太がブアカーオ戦について否定せず「いまは31日の試合に全集中。しっかりKOしたい」×マソーニ「3分間、道場でのスパーリングみたいなもの」

2022/07/29 20:07
【RIZIN】三浦孝太がブアカーオ戦について否定せず「いまは31日の試合に全集中。しっかりKOしたい」×マソーニ「3分間、道場でのスパーリングみたいなもの」

「サッカー好きだからカズ・ミウラのことは知っている」というマソーニ、三浦は「挑戦的な試合になる」(C)ゴング格闘技

 2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』でフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル)とMMAで対戦する三浦孝太(BRAVE)が、29日の全選手インタビューで、8月19日の『ムエタイスーパーファイト』でブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と対戦報道について、「いまは31日の試合に全集中しているので、それは後日お話できたらと思います」と明言を避けた。

 前日計量に向けて「バッチリで、あとはやるだけかなって思います。2戦目の自分がこのような舞台で試合が出来るのは光栄で、舞台に見合うような試合が見せられればと思います」と闘志をみなぎらせた三浦。

 9勝4敗の対戦相手のマソーニについて「MMAが何でもできる選手だと思うので、自分にとっては挑戦的な試合になるんじゃないか」と語った。

 その上で「打撃の攻防になるんじゃないかと思っているので、そこでしっかりKOできたらと思います」と打撃戦で上回るとした。

 また、「ミウラはとても若い。経験値とスタミナで俺にアドバンテージがある」と豪語するマソーニに対し、三浦は「経験値は誰が見ても差はあるけど、自分には若さとか勢い・スピードがある。打撃は葛西(裕一)トレーナーに教わり、組みも宮田(和幸)さんに教わり、全体的にグレードアップしている。ほぼ寝技の展開だった前回の試合がデータになるとは思っていないし参考にならない。(相手の足関節、シングルレッグに対し際の打撃も)どんな展開でも出来るようにやってきた。自信しかないです」と進化を語った。

 対するマソーニは、RIZIN初参戦に向け、「Astra Fight Team」別支部の元PANCRASE王者のハファエル・シウバとも練習することがあったという。

 さらに、「こういう気候は慣れている。ビーチ沿いに住んでいるからね。心身ともにとてもいい状態だ。良いショーを見せたい。アグレッシブに打撃も寝技も様々なアタックが出来ると思う。必ずKOする。三浦のサッカーキック? あれはサッカーキックじゃない。胸に当たっただけだ。自分がもらうことは絶対にない。RIZINルールもしっかりやってきた。それに今回は3R・3分。これは道場でのスパーリングみたいなもの。道場では1時間スパーしているから。プロとアマチュアの試合のようなものだ」と余裕の表情を見せた。

「カカッテコイ、コウタ・ミウラ!」と挑発したマソーニに、三浦は「自分と戦うことに飽きずに待って、はるばるブラジルから来てくれたので、そこに関しては感謝しかない。相手がいないとできないことなので」と前置きしながら、「こっちも全力で倒しにいく準備はしているので、(カカッテコイと言うなら)いってやるよと。絶対に倒してやるよという感じです」と挑発に応じた。

 父・三浦知良からは「『身体の強さ、ハングリー精神は外国の方の方がある』と言われました」といい、二世のバッシングについて「三浦知良の息子として生まれたことは光栄なこと。そういう風に言われたり思われたりすることが誇らしい」と語る。

 朝倉未来vs.メイウェザー戦が行われるビッグマッチ出場への意欲についても問われ、「9月大会にも出たいは出たいけど、格闘技やっている人ならみんな出たいという大会なので、格闘技キャリアが少ない自分から言うのは少し違うかなと」と、まずは今回の試合で結果を出すことが先決だとした。

 そして、渦中のブアカーオ戦。日本のみならずタイをはじめアジアで人気の三浦が、元K-1 MAX&S-cup世界トーナメント王者のブアカーオと対戦となれば、現地でも大きなニュースとなるだろう。

 果たして三浦は、キャリアで勝るマソーニをクリアし、次なるステップに進むことが出来るか。

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