ケイトから一本を奪って復活勝利を収めた長野が連続出場、柔術ベースの井上と対戦する
2022年9月11日(日)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 38』の対戦カードが発表された。ストロー級5分2Rで、長野美香(フリー)と井上智子(ストライプル茨城)が対戦。
長野は小学生でレスリングを始め、名門・中京女子大学レスリング部時代には2002年ジャパンクイーンズカップ55kg級4位、2004年51kg級4位などの実績を残す。タレント活動を経て2007年12月にプロMMAデビュー。JEWELSには旗揚げ戦から出場し、石岡沙織と共に現在のDEEP JEWELSの礎を築く。2013年12月に一度引退するが、2016年に復帰。2018年大晦日にはRIZINで山本美憂と対戦するも敗れた。2019年6月、本野美樹に敗れてMMAから遠ざかっていたが、2022年5月に復帰。ケイト・ロータスを2R57秒、フロントチョークで仕留めてみせた。
井上は、井上和浩代表率いるストライプル茨城所属。柔術茶帯で、JBJJF全日本マスター柔術2021 女子マスター2茶帯フェザー級で優勝を果たしている。陸上でも走り高跳びでインターハイに出場、七種競技で茨城県2位というアスリートで、キックボクシングでプロ数戦を行った後、アマチュアMMAを経験。2019年9月のアマチュア戦で藤田翔子に判定勝ち後、2020年2月にプロMMAデビュー。和田千聖にTKO負け、2021年9月の竹林愛留に判定負け、桐生祐子に判定負けと善戦はするも厳しい状況になっている。
レスリングベースのテイクダウン&グラウンドで腕十字を得意とする長野か、柔術ベースで引き込みからの腕十字または三角絞めを極めたい井上か。