上着は『ハンニバル』のレクター博士、下着は『ウルトラマン』のゼットンと独特すぎる良太郎(右) 撮影/安村発
2022年7月23日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.4』の前日計量&記者会見が、22日(金)都内にて行われた。
セミファイナル(第8試合)KNOCK OUT-BLACKウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、渡部太基(TEAM TEPPEN)と良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)は共に67.4kgで計量をパス。
続いての会見で渡部は「無事に計量を終えたので、好き勝手に暴れて、いい試合をしようと思います」、良太郎は「久しぶりの試合なので普通に楽しんでやろうと思います」とそれぞれコメント。
“激闘必至”と期待がかかっている一戦に、渡部は「KNOCK OUTに来てから倒す倒す詐欺をしているので、しっかり倒したいと思います」と今回こそKO勝ちを奪うと言い、良太郎は「考えずに普通に暴れるので、結果オーライになればいいかなぐらいの気持ちでやっています」と渡部同様に「暴れる」と宣言した。
注目を集めたのは良太郎の独特すぎるファッション。“千の職質を受けた男”との異名を持つ良太郎だが、こんなシャツを着ていれば納得だ。そのコンセプトを良太郎に聞くと「映画『ハンニバル』のレクター博士のデザインです。ファッションの意味? お前を食ってやるというふうなことを言ってほしいと? 別に意識してないですけど、この前はレザーフェイスだったので、単純に趣味というか、こういうのが好きなので着ているだけです」と答える。感想を聞かれた渡部は「全然わからないですけど、それはフォーマルな格好なのかな? という感じです」とした(※前日記者会見では基本的にフォーマルな服装で出席のため)。
そして、渡部が「しっかり倒してベルトにつなぎたいと思います」とアピールすれば、良太郎は「渡部選手とならいい試合ができると思うので、自分自身も楽しんでやりたいと思います」と、改めて好試合になる予感がすると語った。