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【RIZIN】海人に続く逸材・8連勝(5KO)の笠原弘希が初参戦、RISEの激闘男・石月祐作と激突

2022/07/20 05:07
【RIZIN】海人に続く逸材・8連勝(5KO)の笠原弘希が初参戦、RISEの激闘男・石月祐作と激突

3・20RIZINで鮮烈なKO勝ちを収めた弟・友希に続いてRIZINに参戦する笠原弘希。相手はRISEの激闘男・石月

 2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の追加対戦カードが発表され、第3代SB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)vsRISEスーパーフェザー級2位・石月祐作(KAGAYAKI)の一戦が発表された。


 笠原はSB次期エース候補として期待され、2018年9月、SB日本フェザー級王座決定戦で元貴を下して王座を獲得。2019年6月大会では前SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹との接戦を制し、9月のSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・深田一樹を2RKOで下して二階級制覇を達成した。2020年2月には前口太尊にTKO勝ち。2021年2月にはKNOCK OUTーREDスーパーライト級王者スアレックに2RでTKO勝ちし、周囲をあっと驚かせた。

 12月大会ではKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太にジャーマンスープレックスを決めて“これぞシュートボクサー!”といえる勝ちっぷりを見せると、今年初戦の2月大会では「無法島GP 初代KNOCK OUT 64kgトーナメント」優勝者でもある西岡蓮太が保持するSB日本ライト級タイトルに挑戦し、必殺の左ボディブローで見事に2RKO勝ちでタイトル奪取。SB史上初の三階級制覇を達成した。前戦となった6月のバズーカ巧樹との一戦では、3Rにヒジ打ちによるカットでTKO勝ちしている。戦績は27勝(12KO)4敗。


 対する石月は2020年8月に自身と所属ジム初のタイトル獲得となるDBS日本ムエタイスーパーフェザー級王座を奪取。10月にはKROSS×OVER同級王座も判定勝利で獲得。二冠王となって、昨年2月に約1年4カ月ぶりにRISE参戦を果たすと竹内皇貴を2RKOで葬り、6月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王者・櫻井健から強打で2度のダウンを奪って大差の判定勝ち。10月のRISEスーパーフェザー級暫定王者決定戦では一馬と打ち合いを繰り広げた末に5RTKO負けで惜しくもタイトル奪取を逃した。前戦となった今年4月の常陸飛雄馬との一戦では1RKO負けを喫し、今回が再起戦となる。戦績は12勝(7KO)4敗。

 弟の笠原友希は今年3月のRIZINに出場しており、遅れる形で待望のRIZIN初参戦となった笠原は「ゴチャゴチャ言いません。今まで培ってきたもの、全てを爆発させていただきます。笠原弘希を呼ぶのが遅かったと思わせますのでご期待ください。準備万端です」と気合い十分。

 対する石月は「RIZINという大きな舞台に呼んでもらえて光栄です。自分はどんな相手にも真っ向勝負です! 足を止めて打ち合ってわかりやすく盛り上げます。ここ数戦は結果が出せていませんがRISEの強さと自分の色をしっかり出してRIZINのリングを盛り上げるので注目してください! 遅咲きでも地方からでも成り上がれるところを見せます!」とコメントしている。強打を持つ両者。予想される乱打戦を制すのはどちらか。


RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN.37」
2021年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場12:30 開始14:00

▼RIZINキックボクシングルール 63.0kg契約 3分3R
笠原弘希(シーザージム)
石月祐作(KAGAYAKI)

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