(C)PANCRASE
2022年9月11日(日)「PANCRASE 329」立川ステージガーデン大会の追加カードが9日、発表された。
すでに出場がアナウンスされていた藤野恵実(トライフォース赤坂/1位/第3代ストロー級女王)が、韓国コリアントップチームのソン・ヘユンと対戦することが決定した。
▼ストロー級 5分3R
藤野恵実(トライフォース赤坂)1位・24勝13敗1分
ソン・ヘユン(KOREAN TOP TEAM)1敗
藤野は、PANCRASEで3連勝後、2021年9月のRIZINで浜崎朱加と激闘の末、判定負け。2022年3月のPANCRASEでのKAREN戦で初防衛に失敗し、王座陥落した。
3連敗は避けたい前女王の出直しの一戦は、韓国の名門ジム・コリアントップチームからの推薦という19歳(※試合時に20歳)のソン・ヘユンに決定した。
ヘユンは、2021年12月の「Double GFC11」で女子ストロー級王座決定戦がプロデビューという破格の扱いで登場も、「ONE Warrior Series 8」でSARAMIに判定勝ちの戦績を持つキム・ソユルに1R 腕十字で一本負け。
どっしりとした構えから放たれるパンチと左ミドル、そしてパワフルに突進するファイトは藤野を驚かせることが出来るか。それとも藤野が百戦錬磨の組みと独特な“藤野リズム・パンチ”を炸裂させるか。
ヘユンが藤野を破れば、ランク入りで同世代のKARENを追撃することになるだろう。また、同大会には、藤野のほか、KAREN(PRAVAJRA/第4代ストロー級女王)、沙弥子(リバーサル横浜グランドスラム/アトム級)の参戦も発表済みで、どんな対戦相手になるか。注目だ。
▼ウェルター級 5分3R
中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)18勝24敗3分2NC
林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym)10勝11敗1分
菊入正行、木下憂朔、髙橋攻誠を相手に3連敗中の中村が「40にして惑わず」、2022年2戦目に動く。
林はライト級に落としたものの、2020年9月の雑賀ヤン坊達也との王座戦でKO負けで戴冠ならず。2021年9月に葛西和希に、12月に金田一孝介にも判定負けで3連敗中。再度ウェルター級に戻しての参戦となる。
共に闘争心むき出しのファイトで2022初白星を狙う。
▼ウェルター級 5分3R
髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)4位・1勝
押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU)2勝2敗
デビュー戦を秒殺勝利で飾った22歳のイケイケ髙橋と、勝っても負けても判定なし! 博多どんたく男・押忍マン洸汰との一戦。