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【RISE】“伝説を継ぐ拳”加藤有吾が初参戦、数島大陸と16歳の塚本望夢も出場

2022/07/08 18:07
 2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』の追加対戦5カードが発表された。 ▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R大森隆之介(EX ARES/同級4位)京谷祐希(山口道場/同級6位)  大森は2020年2月にプロデビューすると、その後4連勝をマーク。2021年7月に有井渚海に敗れて連勝は止まったものの、今年4月にはRISEバンタム級のトップ戦線で長く活躍する良星を自慢の強打で2RにTKO。ランキング4位に急浮上した。戦績は6勝(4KO)1敗。  京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で当時無敗だった皇治に初黒星を付け、2012年6月には『Krush』で当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。2021年は5月に寺山遼冴と引き分け、7月に川上叶に判定負け、11月の植山征紀戦では偶発的なバッティングで負傷判定による勝利とすっきりしない試合が続いていたが、今年2月に拓也を2RでTKOに破った。戦績は18勝(11KO)8敗2分。 ▼バンタム級(-55kg) 3分3R加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者)翔磨(多田ジム/第6代DEEP☆KICK -55kg王者)  初参戦の加藤はジュニア時代から元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・石井宏樹の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。9連勝で一躍注目を集める存在となったが、セミファイナルに抜擢された2021年2月のNKNLで宮元啓介に判定2-0で惜敗。その後は7月のNKNLでダウンを奪っての判定勝ち、9月のBOMでKO勝ち、1月のNKNLでは宮元啓介の引退試合の相手を務めリベンジを果たした。さらに3月の岡山ジム興行では壱・センチャイジムをKOで返り討ちと再び波にのったが、5月のNKNLでは大﨑孔稀に5RでTKO負け。戦績は20勝(10KO)6敗。  対する翔磨は大阪の名門ジムである多田ジム所属の21歳で、今年3月には第6代DEEP☆KICK-55kg級王座を戴冠。試合後のマイクではRISE大阪大会への参戦を熱望していた。 ▼ライト級(-63kg) 3分3R延長1R山畑雄摩(心将塾/同級6位、第3代DEEP☆KICK -63kg王者)元氣(楠誠会館/元国際チャクリキライト級西日本王者、元RKSライト級王者)  山畑はクレバーな試合運びに定評があり、2020年9月にDEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメントを制すると昨年4月にはSNSを通じ舌戦を繰り広げた大石健作を挑戦者に迎えタイトルマッチを行いこちらも勝利し初防衛に成功。昨年11月にはベテランの麻原将平と対戦。左ミドルを多用し判定勝利を収め念願のRISEランキング入りを果たした。  対する元氣は幼少の頃より空手、拳法、柔道、キックボクシング、ボクシングを学び、ファイトスタイルは、ボクシング、空手、キックボクシングを融合させたオリジナルスタイル。特にステップワークを駆使したパンチテクニックには定評があり、初参戦のRISEのリングでどのような試合運びを見せてくれるのか。 ▼フライ級(-51.5kg) 3分3R数島大陸(及川道場/第30回全日本新空手道選手権大会 K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝)タネヨシキ(=タネとヨシキの間にハートマーク/直心会/DEEP☆KICK-53kg 5位)  数島は2020年9月にプロデビュー。2021年7月大会で急遽代打出場にも関わらず元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジムからダウンを奪って引き分けて一気に名を挙げた。その後は星久保将城に判定勝ち、平野翼に初回KO勝ち、11月には再び急遽代打出場に名乗りをあげてNJKFバンタム級暫定王者・甲斐元太郎に2RでKO勝ちする離れ業を演じた。RISEフライ級で快進撃を続けていたが、今年1月大会で空龍に敗れて初黒星も、4月の「初代フライ級王座決定トーナメント」準決勝で塚本望夢に判定勝ち。決勝へ駒を進めている。戦績は7勝(4KO)1敗2分。  タネはWBCムエタイ日本統一フライ級王者タネヨシホの実兄で、昨年11月にDEEP☆KICK参戦時には入場から美女ダンサーを引き連れ入場する魅惑のパフォーマンスを披露。試合でもアグレッシブなスタイルが魅力なイケイケファイターだ。今年1月には元MA日本スーパーフライ級王者の一樹と対戦、早い攻防が繰り広げられる中でパンチを軸に打ち合いを制していき判定勝利を収めている。 ▼フライ級(-51.5kg) 3分3R塚本望夢(team Bonds/初代DEEP☆KICK -51kg王者)KING TSUBASA(ROYAL KINGS/DEEP☆KICK?51kg 2位)  塚本はジュニアキック出身で、2020年12月には那須川天心の弟・龍心と対戦して勝利を収めている。2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビューし、11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで、1回戦でタネ(ハートマーク)ヨシキに初回TKO勝ち、決勝では空龍から1Rにダウンを奪って判定勝利し、初代王座に就いた。5勝(2KO)無敗の戦績を引っ提げて4月の「初代フライ級王座決定トーナメント」に出場したが、数島大陸に判定で敗れ初黒星。  TSUBASAはDEEP☆KICKやホーストカップなどで活躍する関西の実力者。昨年9月のRISE横浜大会では酒井柚樹と引き分けるも、今年4月の酒井との再戦では手数とスピードで上回り僅差の判定勝利となった。
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